2013年5月13日
本日のお誂え写真は、江戸小紋の訪問着です。
京都で江戸小紋を染める大野信幸先生の作品です。
昨年の夏の展示会にて、衣桁にかけたこの訪問着をとってもお気に召して下さいましたマダムA様。
当写真集でもおなじみのマダムA様は、可愛らしい華やかなお着物が大好きでいて下さり、しかもとてもお似合いになるので、常連様からも、あ~これA様にきっと似合うね~♪ なんてコメントも頂いておりました。
そこにご登場のA様、お召しになると、やっぱりー!ということで、ね^^v 愛らしい着姿が本当に素敵です。
通常の江戸小紋の染めは、白生地に型紙を置いて、まず型紙の柄模様の穴の開いている部分から白生地に防染糊を置きます。そして糊が乾いた後に地色を染めて蒸して洗うと最初の防染糊が落ちて白目が浮かび上がります。
しかしこちらの訪問着は、白生地に型紙を置いて、防染糊をおかずに直接色糊を置きます。訪問着ですの仮エバにして印をつけた柄ごとに色を変えて直接糊を置いて染め上げています。
とても大胆な割り付けに柄選定、華やかで可愛らしい色使いはさすが京風!
関西育ちのマダムの心も鷲づかみ^^vなのでございます。
お顔回りの紅色の型染めが、またとっても顔色を華やかにしてくれて、良くお似合いです。
帯揚げはその紅にあわせて、紅色に黄緑と黄色の飛び絞り、帯締めには飛び絞りのお色に近い綺麗な黄緑色が冴えます。いやもう何て可愛らしくて華やかなのでございましょう~!!なんだかこのままお人形さんにしてしまいたいぐらいですね^^♪
そして、いつもとっても気さくでサービス満点のマダムA様です。
上前をめくってくださり、共八掛もチラリと見せて下さいました。
合わせた帯は、白が多い訪問着がボヤンとならないようにと焦げ茶で締めやすい綴れ帯。
もう~完璧なマダムコーディネートでございます。
後ろ姿もとってもキュート♪
マダムA様は不思議なぐらい鮮やかな色がお似合いで、年々その鮮やかさが増してさえいるように思いますが、どれだけ華やかに鮮やかなお色をお召しになっても似合ってしまう^^ 「私こんな色大丈夫かしら?」なんておっしゃるのですが、色白で可愛らしい着物美人ならではの羨ましい特権でございます!!
どうぞぜひこれからも、皆さまの目が覚めるような華麗な着姿を楽しみにいたしております。
A様、いの一番に着姿ご披露くださり、いつも本当にありがとうございます。
帯も帯揚げ・帯締めも、A様コーデ完璧でしたね^^v
訪問着でありながらも、さすが江戸小紋!お食事や観劇など日頃のお出かけにも気軽にお召し頂けるお着物でございますね。どうぞぜひ、大好きな京都ツアーにもお召しになってお出かけ下さいませ。
本当に、いつも誠にありがとうございます!
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