2012年4月14日
今年の桜も見納めですね^^・・・そんな大変お天気の良い春の日にお出かけ下さいましたお客様は、オリジナルカラーでお染めした、とっても上品な江戸小紋♪
オールドローズな色で染めた「分銅」文様江戸小紋でございます!
桜の季節に着るとなおさら色が映えます^^と、美術展の後にお立ち寄り下さいましたY様です。
実は「オールドローズ」という色名、Y様が命名されたお色なんです。
ちょっぴりくすんだピンク色「オールドローズ」は19世紀ヨーロッパの流行色だそうです^^
オールドローズという薔薇は、現代に花束として贈られるキリリとした薔薇と違い、19世紀以前にヨーロッパの庭園で栽培されたクラシカルな薔薇。柔らかい可憐な花束を持ち、つるや茎までバラ全体の姿を楽しむことのできるやさしい薔薇です。その薔薇の特徴的な色を「オールドローズ」と言います。
香りも豊かで、香水やバラ水にも使われるオールドローズは、まさに中世ヨーロッパから今に伝わるビンテージカラーとでも申しましょうか^^
そんなお色を「お試し染め」でおつくりいたしました!
江戸小紋の文様は「分銅」です。
分銅は目方を計るものですが、財をあらわす縁起の良い文様として宝尽くしの一つでもあります。しかも、何しろ真ん中がキュッとくびれていて可愛らしくて、すっきりとした感じがステキな文様です。
この日はなんと、オールドローズの色が流行したという19世紀、フランスで活躍した画家セザンヌの展覧会の帰り道とのことで、さりげない気遣いのあるコーディネートでございます。
それにしても汗ばむほどの良いお天気の日でございまして、Y様も薄物コートでお出かけでした。
季節が巡るのはあっという間で、もうそんな季節なのでございますね。
本日の装いの仕上げには、黒地に赤いラインの型染めのシースルーコート。うんうん^^本当に素敵な着こなしでございました。
いつも、お好きな美術展や音楽会を楽しみにお出かけになられる時には、お着物!というY様。
着こなしは勿論、実はこの日の帯揚げが、ちょっとカッコイイのですよ♪
同色系の帯締めに、そして帯揚げに指し色、うんうん☆^^☆ さすがのコーディネートでございますね。
(ページをスクロールして最初の写真に戻って見てね^^v)
Y様、この度は撮影にご協力下さり、誠にありがとうございました。
美味しいセザンヌチョコも誠にありがとうございました!
またぜひ、展覧会の帰りにもお会いできますのを楽しみにしております。
※新しいお店でも、お客様おあつらえ写真集にご登場頂けますお客様をお待ちしております。
どうぞぜひ、おあつらえ下さいました江戸小紋で、遊びにいらして下さいませ!!
お問い合わせはこちら