江戸小紋通に「極」の「鮫」江戸小紋通に「極」の「鮫」

2018年3月28日

江戸小紋通に「極」の「鮫」

春爛漫の頃となりました。桜の季節、今年はとても穏やかなお天気が続いています。

そんな季節にふさわしい、爽やかなお客様をお迎えいたしました。

白鼠色「極鮫」文様江戸小紋

鮫文様は江戸小紋の中でもとても人気のある文様ですが、「極」と名のつく鮫文様は、遠目には無地に見えて近くに寄らないとその柄目がわからないほどの微細な文様です。でも無地と異なるのは、微細な柄がかもしだす大変にしなやかな美しさです。お召しになって動くほどに、光を集めて放つ様子は、他のお着物ではとても実現することのできないものです。

ち密な柄の型紙を彫るのも、それを染めるのも、熟練の職人さんのなせる業です。人の手によるものだからこその「間」も、その美しさの源です。

白鼠色は、極明るいシルバーグレーで銀色に輝くような美しいお色です。極鮫文様を白鼠色で染めると、透明感のある、まるでドレスのような上品なお着物に仕上がります。

お客様のAちゃんは、とてもお若くて30代のお着物通。最初はご同僚の結婚式へのご出席に!と始まった「おあつらえ」ですが、旦那様とご一緒に伝統的な職人技に深いご関心をお持ち下さり、「菊唐草」「大小あられ」に「逆鮫(大野信幸作)」そして今回の「極鮫」と、ち密な柄の江戸小紋をこよなく愛して下さいます。

日ごろは白衣のお医者様ですが、休日にはガラリと大変身。パーティや特別なご予定などなくったって、旦那様と一緒に、時にはお一人で、お着物をお召しになられてお出かけを楽しまれています。 

染めの職人さんも彫りの職人さんも、これほどまでの美しい微細な柄の作品を仕上げるには、熟練の年月のみならず、職人さんのセンスが問われるお仕事でもあります。後継者不足の昨今となりましては、とても希少な職人さんたちはもう70代でございます。

なのでAちゃんは、「私が50代60代になる頃、職人さんはもう工房にはいらっしゃらなくなるかも・・・」そして毎年コツコツおあつらえ下さる江戸小紋通さんなのです。

この日あわせて頂いた帯は、アジアンテイストが魅力的な喜久樹謹製、タッサーシルクに刺繍の名古屋帯です。美味しそうなアスパラガスグリーンがとても爽やかで、季節の気分にも大変に心地よい帯です。

「極鮫」文様は、格のある袋帯をあわせて頂くと各種の式典やパーティにもお召し頂けるお着物ですが、何気ない日にはお好みの帯で自分らしいコーディネートをお楽しみ頂けるのも嬉しいお着物です。

シルバーグレーにアスパラガスグリーン、ラベンダーカラーの帯揚げにユニークな帯締めもとてもキュートで清々しいコーディネート(*^-^*)

Aちゃん、いつも江戸小紋をうんと愛して下さり誠にありがとうございます。「極」型の型紙は年々希少となってきております。どうぞまた、素晴らしい美しさを放つ極上の江戸小紋に、どうぞ会いにいらして下さいませ。仲良しのご夫妻にお目にかかれますのをまた楽しみにお待ちしております。

※当店では、お客様お一人お一人のお好みのお色と柄で、江戸小紋のお誂え染めを承っております。店内には豊富な色柄見本を取り揃えておりますので、ご用途やお好みをお聞きしてゆっくりご相談をさせて頂き、おあつらえ染めを承ります。お値段は柄によってとても幅広くご用意がございます。仕上がり納期は、染めに1か月~2カ月、お仕立てに約1か月半を頂戴しております。時間がかかりますことなので、どうぞお早目に、似合う色、好きな柄、探しにいらして下さいませ。お待ちしております。 《おあつらえ江戸小紋専用サイト⇒こちらクリック

 

*お知らせ* 
 お店では、お客様おあつらえ写真集にご登場頂けますお客様をお待ちしております。どうぞぜひ、おあつらえ下さいましたお着物で、遊びにいらして下さいませ!!または、ご着用のお写真をお送り下さいましても嬉しいです。(お顔NGの場合はそのようにさせて頂きますのでご安心を)楽しみにお待ち申し上げております。

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