2009年12月18日
ご遠方のお客さまから素敵なメールが届きました!
以前にお手持ちの白生地の江戸小紋をお染めさせて頂いたお客さまです。
今日はバレリーナのお嬢様のバレエ公演を見にいらっしゃるとのことで、そんな朝に写メを撮ってお送り下さったなんて、いつもながら・・・本当にありがとうございます。
「お手持ちの白生地」と申しますのは・・・
何と、お客様の御祖母様が叔母様にと紡いだ紬の白生地でした!その後叔母様の形見となりお客様のお手元で大事に保管されていた反物ということでした。
愛知県にお住まいで、先にお店に来たのはその「白生地」でした^^。染めの工房で状態を確認の後、お客様が遥々ご来店くださり、色んな色柄の中から即断されたのがこちらの『松葉』です。
“枯れて落ちても二人連れ”というフレーズをお気に召していただいたかどうかは・・・?ですが、紬ということもあり、八掛はキレイな藤色でお誂え。
帯や帯締めとの調和も素敵で、お客様の雰囲気にとても良くお似合いなのです。
御祖母様から叔母様へ、そしてお孫さんであり姪御さんであるお客様へと受け継がれた反物、この冬に見事に着物として陽の目をみました。
実は、お嬢様のバレエ団「バレエ シャンブルウェスト」では、今日から「くるみわり人形」を上演中。今晩は、このお着物も、果てしなく素晴らしい夢の世界を一緒に体験していることと思います。羨まし〜いです。
そしていつの日か、その夢の続き・・・、美しいプリマとなられたお嬢様へと受け継がれて行かれますよう、どうぞ それまで たくさんの夢を。。。?
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