9月の営業日は明日の土曜日までとなりました。

消費税8％でご案内できますのも土曜日まで（ネットサイトは日曜日まで、月曜日はサイト内商品価格の改定作業をいたします）。そして改定前の新作展（お仕立て無料）も明日の土曜日まで、でございます。ブログやサイトでご覧になられましたお品、気になるものがございましたら、どうぞ明日のうちにお問合せ下さいませ。

※10/1から6月までは、店頭でのカードご決済の際は5％のポイント還元となります。（当店はキャッシュレス消費者還元事業の対象店のため）

さて、そして来週は、華やかに、しとやかに、うんと楽しく、年に一度の「手描き友禅染め帯展」でございます。

◆10/1（火）～10/5（土）

「秋の友禅染め帯展」

（期間中お仕立て無料！）

こちらのブログでは、すでにご紹介を始めておりますので、どうぞ最近の記事もご覧下さり、素敵な出会いを見つけて頂ければ嬉しいです。（お値段はお気軽のお問合せ下さい）

期間中はもちろん精力的に画像にてご紹介をいたしますが、店内のお品全てを掲載できないかと思います。お時間がありましたら、どうぞお出かけ下さいませ(*^^*)

さて本日は、こんな素敵な京友禅！

手描き友禅染め帯「菊」

しっとりとした秋の空気をまとう菊の花。

シルバーグレーというと爽やかな明るいシルバーを思い浮べますが、この帯の地色は、もう少し柔らかく温かみのあるシルバーです。

墨絵のような葉っぱも素敵で、藍紺色の神秘的な菊を見つめる大輪の糸菊は白菊。

菊は秋ばかりでなく通年大丈夫というご案内の花ですが、それでも秋から初冬の季節に咲かせると、風情のある大人の装いをお楽しみ頂けるかと思います。

霜が降りる季節まで、色を変え潤いを蓄え続ける菊の花。古来より私たちの心を慰め、気高く凛と、健気に空を仰ぐ菊の花は、日本女性にぴったりのお花でもあります。

心あてに折らばや折らむ初霜の
置きまどはせる白菊の花（凡河内躬恒）

京友禅の染め帯が先駆けてお店に到着し始めて、ちょうど遊びにいらして下さってたお客様に一緒にご覧頂いておりましたら、この着物にこの帯をあわせたらどうかしら？なんて。

この着物、そうです。この秋の新作「白鷹お召」です。

織りの着物に染めの帯！なんて申しますが、いえいえ、染めの着物に染めの帯も優しくて素敵です。でも織りの着物ならば、美しい京友禅は野趣感のある紬織物よりも、もしかすると柔らかなしなやかさを感じるお着物が似合うような気がします。

お召は、先染めの織りの着物、板締め絣の伝統を継承した細やかな絣文様と、シボのたつシャリ感、しなやかな優しい肌ざわりが魅力のお着物です。

真綿の紬と染めの着物の中間のような風合いのため、着やすさからの出番の多さも、お着物好きには憧れの着物でもあります。単衣でも袷でも、お好みでお召し頂けます。

白鷹お召「百亀甲絣」

秋らしい辛子色の帯揚げを挿し色にしてみました。違いのわかる大人のための上品で味わい深いコーディネートです。

美しい友禅染めの帯をあわせるお着物は、デザインがあまり大柄なものでない方が、上品で風情を感じさせてくれるかなと思います。そのため、江戸小紋などの微細な文様のお着物や、こちらのお召などはとってもおススメです。無地よりも味わい深く、帯の世界観を包み込むように引き立てる、そんなバランスが楽しい季節でございます。

まもなく10月に入りますが、まだまだ単衣の時期が継続しそうでございます。どうか無理をなさらず、気温やお天気に抗わず、気持ちの良いお着物ライフをお楽しみ下さいますように。

いよいよ秋の真ん中突入です。週末土曜日、どうぞお気軽にお出かけ下さいませ。

※来週ご案内予定の「東京友禅作家作品」は、現在、港区青山のギャラリーにて新作展を開催しています。週末お時間がありましたら、どうぞお下見方々お立ち寄りくださいませ。

場所等の詳細はこちらの記事後半でご案内中です⇒こちら

<営業時間>

火・水　　　午前11：00～午後6：00

木・金・土　午前11：00～午後7：00

定休日：日曜日・月曜日