2019年9月20日
明日からは九月二度目の三連休ということですが(お店は通常通り土曜日営業いたしております)、台風接近中とのこと。西の地方では大雨、関東でも雨模様でございます。どうぞお気をつけてお過ごし下さいませ。
とはいえ、今日も爽やかな秋晴れの一日でした。雨が降るほどに秋が進む、9月も下旬へと向かう頃です。
本日は、新入荷の素敵な帯をコーディネートしてみたいと思います。なかなか使い勝手の良いお洒落な帯です(*^^*)
織楽浅野袋帯「蔓花華文」
織楽さんの帯はどうしてこんなに素敵に思えてしまうのかな?
名古屋帯、袋帯ともに織楽さんは当店では人気の織元さんです。
文様のデザインとしては古典文様を引き継がれているのですが、そのアレンジと配色の妙、そして色数のバランス、さらには触わればわかる「これ絶対締めやすい!」という安心感。
何よりも、現代の私たちのライフスタイルや街並みに寄り添い、ちょっとだけ先を示してくれる。デザイン、配色、素材に至るまで絶妙に心地よいバランス感覚が心に響くのかなと思います。
秋が深まると濃いめの色の帯をコーディネートしたくなります。黒い帯はワードロープには必須ではありますが、でも単に黒であればよいわけではなく、しかも黒光りしているとなんだか野暮ったい(-_-;)
しかしこの帯は、真っ黒ではなく、しっとりと沁み込むような墨色です。色数をおさえた錆色の配色にも気持ちが惹きつけられて、秋一番にお店にお迎えいたしました!
また、織楽さんの帯は、プチフォーマルなお着物から小紋や織りの着物まで幅広いシーンでお召し頂けるのも嬉しいです。
本日は、プチフォーマルなお席へ、付下げコーディネートをしてみました。
友禅付下げ「松唐草の丸」×織楽浅野袋帯
潤んだグレー系ぼかしの付下げです。松葉がくるんと風に舞っているようなデザインは、どことなくモダンで、織楽さんの袋帯がとても良く似合いました。
上品で都会的で、シックでありながら、そこはかとない華やかさを感じさせてくれる、エイジレスな美しさをあきらめない、大人な女性にお召し頂きたいコーディネートです。
お食事会、観劇やコンサート、お茶会や各種式典にも、秋の素敵な一日を思い浮かべると思わずキュン♪といたします(*^^*)
帯のアクセントカラーになっているグリーン系のお色は何てお色なのかな?伝統色を調べると、たぶん「錆浅葱色」が一番近いかなと思います。
お色が一つだけ浮いてしまわぬように、それでいて程よく華やぎをもたせてくれる、お色のマジックです。
先日の記事では、こちらの付下げに織楽浅野さんの名古屋帯をあわせました。帯次第でこんなに印象が変わることにちょっとドキっといたします。
日に日に過ごしやすくなっております秋でございます。連休のお出かけは雨で断念された方も、土曜日の当店は通常営業でございます。
ちょっと素敵な秋を見つけに、どうぞお気軽に遊びにいらして下さいませ。お店はいつものようにのんびりと、お目にかかれますのを楽しみにお待ちしております(*^^)v
◆お店では秋の新作おひろめ展をいたしております(9/28まで)。期間中は着物と帯のお仕立て代無料サービス!(オーダー染めやお取り寄せ品除く)で承ります。商品ページでご紹介の商品および店内でご案内中のお品全て対象です!消費税改定前のかけこみフェア~♪な感じで、どうぞ秋の装いあれこれ、お気軽にご相談下さいませ。
<営業時間>
火・水 午前11:00~午後6:00
木・金・土 午前11:00~午後7:00
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