2019年9月4日
お店では、秋の新作(着物・帯・バッグやお草履小物たち)の入荷がはじまりました。今週中には出そろう予定でございます。
そこで!『秋の新作おひろめ展』をしようかな!と思います。※今回はお葉書でのご案内がございませんので、どうぞよろしくお願いします。
9/10(火)~おおよそ9/21(土)まで、着物と帯のお仕立て代無料サービス!
消費税改定直前ということもあり、秋の新作はじめ可愛いお品を8%税率でお求め頂けるのもあとわずか(*^^*)
*おあつらえ染め(オーダー制作品)やお取り寄せ商品は除外ですm(__)m
入荷し始めておりますお品は少しずつブログやSNSでもご覧頂けるようにしてまいりたいと思います。どれも一点ものでございますので、お心に響きましたら、どうぞお早目にお問合せ下さいますようお願いいたします。
ということで早速本日は、まずこちらの友禅の帯をご紹介いたします。
京友禅染め名古屋帯「嵯峨菊」
嵯峨菊は、嵯峨天皇がとても愛したそうで名付けられた菊の花。晩年を嵯峨野の別邸で暮らしそこで美しい清楚な菊と出会いました。そもそもは池のほとりに自生していた嵯峨野独特の野菊。花びらが糸のように繊細で秋から初冬にかけて優しい香りを風になびかせる花です。
大輪の菊とはまた趣を異にして、ちょっぴり傷んだ心のすき間も細い花びらが優しく撫ぜてくれる、物静かで控えめな美しい花です。
墨絵のような背景に浮かび上がる花びらの様子が誠に繊細な美しさを放つ帯です。嵯峨菊は冬の初めまで(今年じゅう)お召し頂けます。
まもなく、9月9日は「菊の節句」(重陽の節句)です。この日に菊の花びらを浮かべたお酒を頂くと長生きするのだそうです。
菊は古来よりその香りで邪気を払う不老長寿の縁起花です。菊の名前のつくお酒が多いのもそのせいでしょうか。季節の変わり目に、繁栄と長寿を願う、そんなひと時も大事にしたいものでございます。ただし、いくら菊酒でも飲みすぎ注意でございますが。
美しいグレージュ色の江戸小紋にとても良く似合いました。大人の清楚な美しさと上品な華やかさを併せ持つ嵯峨菊の帯。爽やかな秋、お出かけが楽しくなりそうです。
※友禅染め名古屋帯「嵯峨菊」商品ページに掲載しました⇒こちら
さて、9月に入りあっという間に4日目でございます。
今晩のご飯は何にしよう・・・と思っていましたら、9月4日は串の日“焼き鳥を食べよう”とスマホ画面に何やらお知らせが(^^;) でも、え~串うちするとか、色んな鳥肉さんを用意するとか、ムリムリ(-_-;)あっ、ならばお惣菜の串ですかね?なんて、串?にしばられ始めております私ですが・・・(^^;
季節が変わり始めると、食卓にも秋をのせてみたくなりますね。
どうぞどちら様も、食欲の秋はもうすぐそこです。気温の変動が激しいようですが、どうかご自愛くださいまして、身も心もしなやかに素敵な季節をお迎えください。
<営業時間>
火・水 午前11:00~午後6:00
木・金・土 午前11:00~午後7:00
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