2019年8月21日
8/22(木)仕入れのため午後1時開店
毎年夏休みが過ぎると途端に夏物の店じまいです。まだまだ残暑は厳しいというのに、それでも秋は忘れずにスタンバイ、夏の熱風に交じり時々ふっと髪や頬を撫ぜる秋風に、夏とのお別れ準備を急かされます。皆さまはいかがお過ごしでしょうか?
あっでも、大丈夫!夏の装いはまだしばらくお楽しみ頂けますので、どうぞ心残りのないように、めいっぱいお楽しみ下さい。
お店では、明日の木曜日は秋の仕入れにまいります。今年の秋はどんな豊かな彩りをご紹介できるのかな、皆さまが夏を味わい尽くしておられます間に、ちょこっと一走り行って参ります(*^^)v
ということで、コーディネートのご紹介もそろそろ秋仕様。本日は秋色コーデでご紹介してみようと思います。
利休茶色の鮫小紋×刺繍名古屋帯竹林
当店では鮫文様の「鮫」の大きさを3タイプご案内しています。こちらは一番大きな「鮫」です。
「極」と名のつく「鮫」は、鮫の中でも最も細かい文様で、これまでも多くのご注文をお染めしてまいりました。はんなりとしたフォーマルシーンにもふさわしく、お茶会や各種の式典にも多くご愛用下さっています。
画像の「鮫」は最も粗い大きな「鮫」。鮫の柄行が良くわかり、粋な感じもして、お稽古やカジュアルシーンにもお召しになりやすいタイプです。
※鮫文様の詳しいお話は⇒「染一会おあつらえ江戸小紋」専門サイトにて⇒こちら
江戸小紋の定番中の定番といわれる「鮫文様」は着用シーンの幅広さや帯あわせのしやすさも人気の文様です。お色が違うと雰囲気はガラリと変わります。そろそろ、今のご自分に心地よいお色を身にまとってみませんか?
画像でご紹介しておりますのは見本キレです。昨日の記事でもご案内をさせて頂きましたが、オーダーにてお染めする「おあつらえ江戸小紋」は、9/1より消費税率が改定になります。どうぞご注意下さいますようお願いいたします。
コーディネートの帯は、春先に仕入れた帯ですが、ようやくこんなお色に季節の気分が追いつく頃になりました(#^.^#)
ハリのある生紬素材の名古屋帯です。柿色のこっくりとしたお色が深まりゆく秋の景色に良く似合います。絞り染めで木を描き、木の幹は鹿の子絞り、葉っぱは京刺繍です。彩り豊かな秋の森は実りの森でもありまして、今年一番の彩りを添えて気持ちも華やかに秋のお仕度をはじめませんか?
(画像のお色は実物よりも華やかに見えるかもしれません。実際はコーディネートのしやすい柿色です。こんな色、ちょっぴり珍しいんです)
不思議なもので、季節がジワジワと移り変わるとわかっていても、ホントのホント、秋ってどんな感じだっけ?なんて毎年そんな風だったりします。何しろ今年の夏だって、ずぅっと涼しかったものですから、7月下旬に猛暑到来で大騒ぎ!なんてお話も多く耳にいたしました。
でも大丈夫!夏と違って秋はちょっぴり長いのです。ジワジワとゆっくり深まってくれますので、どうぞ風の向くままに身を任せてゆっくり気持ちを乗せてまいりましょう!と思います。
☆8/22(木)は午後1時開店となります。どうかよろしくお願いいたします。
*「おあつらえ江戸小紋」は、9/1より消費税率10%に改定となります!
<営業時間>
8/22(木)仕入れのため午後1時開店
火・水 午前11:00~午後6:00
木・金・土 午前11:00~午後7:00
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