2019年6月22日
本日までの「綿・麻・自然布・浴衣展」には色々とお出かけを下さりありがとうございます。
※期間中のみご紹介の「伊勢型紙の浴衣・絹紅梅・小千谷ちぢみ」他「自然布の帯」は週明けの月曜日には染元や織元に帰ってしまいますので、もし期間中はご来店が難しかったけどちょっと気になるお品がある方はどうぞご遠慮なく日曜日の夜までにメールにてお問合せ下さいませ(*^^)v
さて、期間中は、綿や麻のお気軽なお着物をお求め下さる方が多くいらっしゃいました。
けれど「夏に着物を着る人って通な人ですよね?」そんなお声を何度かお聞きしました。
それで今朝から考えていたのですが・・・例え話がこんなことでどうかとは思いますが・・・
例えば、私は登山が趣味なのですが友人知人からは「どうして山に登るの?大変でしょ?しかも冬にまで登るのはよほど通なのね」なんて言われることがあります。それには「そこに山があるから」なんて哲学的な回答は到底できず、もしお返事できることがあるとすると、
だって、行かねば見られぬ景色があるの。それはもう素晴らしく気持ち良くて、雪に覆われた山は特に美しくって、むしろ真冬の方が雪で段差が消えて楽なの。実は本格的な登山デビューは雪山だったの。たまには3000mの有名な山も行くけど殆どは週末の気楽なハイキングだから楽しいよ(*^^*)と答えます。
そこで、どうして着物を着るの?しかも夏に!?については
だって、お着物を着るようになると今まで行く機会もなかった場所にも行ってみよう!と思うし、するとこんな世界があったんだって知ることができて人生の新しい楽しみが見つかったりするし、特に夏の麻や浴衣きものは着付けもラクチンなの。たまには特別な着物も着るけど、休日は多少着崩れても平気、着物でお出かけするとワクワクするよ(*^^)v
山登りも着物も経験して頂ければきっとその素敵な世界をご体感頂けるはずなわけで(^^;)
しかも夏の着物はことさら風情があって夏だけのアイテムも気楽に楽しめるので「本格的な着物デビューは夏でした」という方も実は多いのです。
私もです(*^^*)
例えばこんな
小千谷ちぢみ「段かすみ」×本麻八寸帯
本麻の小千谷ちぢみです。ふわりと着こなせる小千谷ちぢみは真夏の最有力選手の一つ。手織りではありませんが、色んな色で染めた糸を爽やかな霞のように織り上げています。水色、エメラルドグリーン、ターコイズブルー、波や雲の白色。
ゆかたのかわりに長襦袢なしで着てもご自宅でお洗濯ができます。もちろん半衿をつけて、こんな気軽な麻帯を結んで頂ければ真夏のカジュアルなお出かけがうんと楽しくなります。
あらゆる帯の中でも大変に結びやすいおススメの帯です。
そして、こちらも
小千谷ちぢみ「麻の葉」×本麻八寸帯
墨紺色に麻の葉。「マンガン染め」という特殊な染めで絣柄をあらわした小千谷ちぢみです。
大人らしい癒され感のあるコーディネートです。帯は最初のコーディネートのお色違いです。
こちらのお品たちはもうしばらくお店番をいたします。そっか、そうなんだ!夏の着物イイかな💛って思われましたら、どうぞまた週明けも遊びにいらして下さいませ。色々お話いたしませんか?
なんだか梅雨らしい週末でございます。体調を崩しやすい時期でございますので、どちら様もどうぞご自愛を下さいますように。
日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたしますが、月曜日にはメールの返信が可能です。何か気になることがございましたら、どうぞご遠慮なくお問合せ下さいませ。
お休み明けにまた、元気にお会いできますのを楽しみにしております。
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
お問い合わせはこちら