2019年6月15日
今日は雨の中にもかかわらず、色々とお出かけ下さりありがとうございます(*^^*) 梅雨本番の雨でございました。皆さまのお住まいのところではいかがでしょうか?
さてお店では
6/18(火)~22(土)
綿・麻・自然布&伊勢型紙ゆかた展
ということで、店内には「伊勢型紙で染めた浴衣」をズラリと並べておりますので、早速コーディネートしてまいりたいと思います。
先日、上の画像をアップいたしましたら、もっと奥の柄も見たいです!とのご要望を頂き、奥からも撮影してみました(↓)
とはいえ、丸巻きのままではやっぱりイメージがつかめませんね・・・(^^;)、期間中は出来る限り反物を拡げてご紹介をしてまいりたいと思います。
当店の江戸小紋を染める職人さんが伊勢型紙を用いて手付けにてお染めした作品たちです。綿100%または綿75麻25%のタイプがございますが、いずれも浴衣というにはもったいないほどの夏のお着物です。半巾帯でお祭りにお出かけ頂いてもよろしいですし、名古屋帯や八寸の帯をあわせて着物コーディネートでお食事会にもお出かけ頂けます。
本日は、自然布の中から、こちらの帯で大人っぽく情感たっぷりにコーディネートしてみたいと思います。
葛布(くずふ)の帯は、葛の蔓からとった繊維を糸にして織り上げた帯です。静岡県掛川市周辺にて古くから織られている日本の伝統的な自然布です。シャキッとしたハリ感と自然布らしいほっこりとした肌ざわりは夏の風情を気持ちよく盛り上げてくれます。
タテ糸には赤城の座繰糸、ヨコ糸に葛平糸を用いて、草木染めの先染め(糸を染めて織り上げた)名古屋帯です。質感もさることながら、草木染の風合いの豊かさにも心満たされる夏の帯です。
綿や麻の着物のみならず、夏のカジュアルな絹織物にもコーディネート頂けて、自然の恵みを身にまとうという心地よさを存分にご体感頂ける葛布の帯です。
波柄×葛布の帯
打ち寄せる波を描いた文様です。実物のお色が上手に再現できないのですが、やさしい青色の爽やかなデザインです。気軽さと同時に夏のお着物として楽しくコーディネート頂けます。
菊唐草×葛布の帯
綿麻の素材に染めるのがもったいなくなるほど愛らしい菊唐草です。でも、綿麻だからこその気楽さも嬉しいのです。こっくりとした焦げ茶色も捨てがたいです。
何とも言えぬ奥行きのある色合いに心トキメク葛布の帯。
竹林×葛布の帯
伊勢型紙の繊細な彫り口を間近で感じられる、細やかで情緒たっぷりの文様です。深い緑の中に心を静める心地よい夏をお過ごし頂けます。
竹に楓×葛布の帯
楓の葉っぱのところどころに「ぼかし」染めのひと手間を入れています。こちらも古い型紙の繊細なタッチにとても心惹かれてしまいます。優しい涼風が吹き抜ける上品な佇まいが素敵です。
※浴衣の価格帯(7万円台~9万円台)ご紹介する型はもし通常の江戸小紋の絹素材へお染めすると倍以上の価格となるものです。夏の綿麻だからこその職人さんの職人気価格でございます。
*その他ブログ掲載の帯やお着物たちも、どうぞお気軽に詳細などお問合せ下さいませ。
それにしてもムムムっ、この調子で撮影しておりますと、たぶん期間中に全ての作品をご紹介することができそうになく(-_-;)・・・なのでやはり、もしお時間がありましたら、どうぞぜひお出かけになられませんでしょうか?滅多にない希少な伊勢型紙のデザインたちにも、どうぞぜひお会い頂けましたら嬉しいです。
その他、「小千谷ちぢみ」「古代越後上布」「近江ちぢみ」「絹紅梅」「夏塩沢」「夏大島」などのお着物もセレクトしてご案内しております。また、コーディネートには自然布のざっくりとした情緒たっぷりの帯をご紹介しておりますので、来週はどうぞご予定下さいませ。
日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。
お休み明け、梅雨の晴れ間にどうぞお会いできますのを楽しみにお待ちしております(*^^)v
6/18(火)~22(土)
綿・麻・自然布&伊勢型紙ゆかた展
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
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