2019年5月31日
今日は一日どんよりとしたお天気でした。こんなお空を見ていると梅雨が近づいているように感じますが、とりあえず5月が終わり6月へと、一日一日巡る季節に身を任せてまいりましょうと思います。週末いかがお過ごしでしょうか?
本日は、いよいよ6月ということで、蒸しっとする気候に心地よい素材の夏小紋をコーディネートしてみました。
格子絽小紋「畳縞」×夏単衣帯「波」
格子絽という格子状の絽目のある小千谷の絹素材です。シャリ感があってお肌に密着しないので、蒸し暑い日本の夏にとても心地よくお召し頂けます。この夏は、この格子絽生地のお着物を色柄違いで2点ご用意しています。もう一つはこちらの「疋田くずし」⇒こちらです。
この文様は、イ草を編んだ「畳」の網目の模様をデザインしています。古くからある文様には身の回りの道具をデザインしたものが多くあります。考えてみればデザインって身の回りにたくさんあるのですね。畳縞は我が国ならではのデザインです。
そういえばこの頃では畳のお部屋がとても少なくなりました。マンションでは我が家もそうですが畳のお部屋がないお家もあります。でも畳は、湿度を快適に保つ役割があり、さらには夏は涼しく冬暖かい。またイ草はお部屋の空気をきれいにしてくれて森林浴効果もあるのだそうです。
畳を見ると癒される、そう感じる方も多いことと思いますが、思わずゴロンとしたくなる、心のふるさとのような絶大な安心感がとても心地よいものでございます。
明るい墨色の畳縞、6月~9月の間たっぷりとお召し頂けるお着物です。帯あわせも多彩にお楽しみ頂ける、お出かけ上手で癒し上手な畳縞です。
二重織夏ひとえ名古屋帯「波」
畳縞にやわらかな波柄、たっぷりと夏モードでございます。ウィンドウショッピングにお食事会に、コンサートや美術館にも、夏だってたくさんお出かけしたい、そんな装いにぴったりです。
長襦袢もお洒落に涼やかに!こんな感じでいかがでしょう(*^^*)
京都あさみ菱上布「雪の華」
帯揚げはラッコさんの絞り帯揚げ(ブルー)、帯締めは井上工房の江戸組紐(黄茶)を使用しました。
そういえば、畳といえば、店内には畳のスペースをご用意しておりますのと、実は3階の事務所バックヤードは畳のお部屋なのです。なのでつまり、いつだってゴロンできてしまうのですが・・・ダメダメ仕事中はゴロン厳禁!でも誰も見てないし、いえいえダメダメ、時々そんな葛藤をしております(^^;) でも、あっ、ちょっとゴロンしてみよう。
× × ×
うん。やっぱり、畳はイイな(*^^)v
お店では、お気軽にゴロンはご案内してはおりませんが、こちらのお着物はお気楽にご試着頂けます(#^.^#)
土曜日はお天気快復しそうですね。お目にかかれますのを楽しみにお待ちしております。
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
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