2019年5月29日
今朝は道端の紫陽花が咲き始め雨にしっとり濡れていました。あっという間に5月が終わりそうでございますね、気温も上がり、もう夏のことを真面目に考えなくてはなりませぬね。
我が家ではもう夜はタオルケット一枚で寝るようになり、今年は前倒しで出番が長くなりそうな夏したく、皆さまはいかがでしょうか?
本日は早速、清々しい涼やかさに包まれたくて、今年の夏の新作帯をコーディネートしてみました。
たてシケ染め夏小紋×紗八寸帯「波濤丸文」
西陣の老舗、帯屋捨松さんの紗八寸の帯です。このタイプの帯は帯屋捨松さんの夏の定番の帯ですが、織り手が少なくなり年々品薄になってきておりますが、今年はこちら(#^.^#)
丸文の中に波濤(はとう)、波濤とは大きな波のことです。波濤を越えてなんて申しますが、こちらは人生の大波のことではなくて、ザブンザブンと繰り返す美しい波のことです。
涼やかな透け感の軽やかな紗の帯は、これからしばらくの間、小紋や透ける織りの着物はもちろん、綿や麻の気軽にお着物にあわせても、素敵な夏姿をつくってくれます。
このタイプの帯は私も夏の間とても重宝して愛用しておりますが、江戸小紋~小千谷縮まで、どんなお着物にも合わせられて、しかもキツク締めなくても着崩れなしが嬉しいです。
お着物は、色んなブルーを色んな太さのシケ刷毛で、何度も何度も染めてつくりあげた作品で、細やかなタテ絽の素材、ドレープ感と涼感が魅力の「天の川」という素材に染めた、単衣~真夏の小紋です。
例えばクレヨンや色鉛筆、そして水彩絵の具を巧みに用いて、ちょっとずつニュアンスの違うブルーのラインを引いてみる、するとたぶん想像もできなかった美しい水色の世界が染まります。夏だからこそ、この色この素材が素敵に美しいのでございます。
水色やブルーと一言に申しても、色んな色がございますが、夏の水色には氷のようなヒンヤリとした透明感が欲しくなります。暑さを沈めホッと一息癒してくれる、水色ブルーのコーディネートが恋しくなる季節、到来です!
さて、このところの暑さのせいで冷たいものを口にすることが多くなりました。そのせいでしょうか?疲れが溜まって仕方ないわけで、今日は久しぶりにヨガで全身コントロールをしてまいりたいと思います。たまには体を動かさねばですね。
季節の変わり目、どちら様も、どうぞ冷やしすぎにもお気をつけて、ご自愛くださいますように(*^^)v
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