2019年5月25日
実はまだ5月なのだ!ということを勘違いしてしまいそうなほど、グン♪と気温が上がった週末でございます。今日はお昼間に地震もあったりして、皆さま熱中症や落下物は大丈夫でしたでしょうか?
本日までの「夏のおしたく展」には、お問合せを下さったりご来店を下さったり誠にありがとうございます。
こちらのブログでも色々とご紹介してまいりましたが、いかがでしたでしょうか?
※夏の準備はまだまだこれから、でございますが、ブログ掲載のお品の中には週明けには染め織り元に戻ってしまうお品もございます。今週はご来店が難しかったけどやっぱり気になるな、そんなお品がございましたら、メールにてどうぞお問合せ下さいませ。日曜日・月曜日はお店は定休日を頂戴いたしますが、メールのご返信は随時させて頂きます。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、とても5月と思えぬ暑さに店内のエアコンもフル稼働。朝からエアコンの風に吹かれて気持ちよさそうに裾をなびかせる様子をうっとりと眺めておりました。やっぱりもう一度この子をコーディネートしておこう!
夏大島です。
夏の織物は、シャリ感と透け感!その心地よさが何よりもの醍醐味のように思うのは、夏大島という着物を知ったからかもしれないなと思うほど。
しかも、大島ならではの絣の文様、手織りならば尚更、触ってみればその独特の風合いに心惹かれてしまうのもやむを得ないのかもしれません。
夏大島は大島紬とはまるで異なる触感の夏着物です。生糸を高密度に織り込みしっとりとした質感をもつ大島紬に対して、夏大島は糸に強い撚りをかけることでできた細い糸を用いて低密度で織りあげます。
撚りをかけた糸同士をさらに撚りあわせて糸をつくり、そして織り込んでいきます。手織りの夏大島は、人の手ならではの微調整が生命線だったりして、なのでどうしてなのか不思議に思うほど、微妙で独特のシャリ感と透け感、お肌に滑らかでべたつかないハリやコシ、着心地の良い涼感あふれたお着物が、手織り夏大島なのです。
なんだか夏大島にはこの帯がとても良く似合うような気がします。
もちろん、ざっくりとした自然布の夏八寸などでも良いかと思うのですが、やっぱり情緒を味わうには友禅が素敵かな、と。そして、この透け感たっぷりの夏紬の帯地に唐花を描いた友禅の夏名古屋帯を思わず手にとってしまいました。
夏大島の柄は、うずまき波文にアメンボ!都心ではなかなか見ることのない光景ですが、幼きころの思い出の中にはそんな夏景色がリアルに思い浮かびます。夏のプールの帰り道、水たまりで気持ちよく平泳ぎするアメンボをしゃがみ込んでジッと見つめていた少女時代がありました。う~んこんなに暑いとさらにリアルに懐かしいです(^^;
そんなノスタルジックな心地の良い思い出に、素敵な帯をあわせてみたいのです。そうすればきっと、大人になった自分もちょっぴり癒されるような気がします。
こんな装いなら懐かしいお友だちとの夏の夜も、きっと思い出話に花が咲きそうです。そうそう、夏って再会の季節でもあるのかもしれないな、と思ったりして(#^.^#)
※こちらの夏大島は期間中ご紹介のお品です。週明けには織元に戻りますが、もし実物にお会い頂けるようでしたらお気兼ねなくお申しつけ下さいませ。また値段もどうぞお気軽にお問合せください。
それにしても暑いです(^^; 皆さま大丈夫ですか?
先ほどお取引様から、今晩は冷奴と冷たいビールでお疲れ癒して下さいね~なんてメッセージを頂きまして、恐縮ですm(__)m
冷奴とビール・・・むむむっ、その単語を見てから、ただ今猛烈に冷奴と冷たいビールが飲みたくなっております。何度も申しますが、まだ5月ではありますが(^^;
ということで私、まもなく自宅の冷蔵庫めがけて全速力での直帰となりますもので💦全てのお品は明日の日曜日までとりあえずお店番となります。もしお時間がありましたら、どうぞ皆さまゆっくりとバックナンバーをご覧下さり、お気楽にお問合せ下さいませ。
あっ余計なことですが、ちなみに私、冷奴は絹派です、そしておネギと鰹節、ショウガもたっぷり(^^;
失礼しましたm(__)m
どちら様もどうぞご体調管理にお気をつけて、ゆっくり楽しい週末をお過ごし下さいますように。
<営業時間>
火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土 午前11:00~午後7:00
(定休日:日曜日・月曜日)
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