ローケツ染めローケツ染め

2019年2月2日

ローケツ染め

ローケツ染めの名古屋帯です。

ローケツ染め、そうです、糊ではなくて蝋(ろう)で防染する染織方法です。蝋染めは最も古い染色技法のひとつです。

思えば人は、美しいものを留めて置きたいという思いからなのか、美しいものを身に置きたいという欲望からなのか、長い歴史の中であらゆる技法を駆使して染色技法を高度化してまいりました。

しかし、どんなに技術が進んでも、賢いロボットが登場しても、美しいものを描くことができる究極の存在は人の心や手であることに変わりないのではないかと思います。

だって美しいものが美しいと思えるわけは、1ミリ違わぬ精密さではなくて、人の心の琴線を震わせるものだからかもしれません。

この帯を見ていて、ふとそんなことを思いました。

ローケツ染め名古屋帯「楓」(寺谷昇作)

新年の新作でございます。ろう吹雪のしっとりとした世界に、そよぐ葉っぱの音が聞こえてきそうな美しい情景です。手描きろうけつの味わい深い染色に気持ちがほっこりと癒されていくのがわかります。

友禅染めとはまたひと味違う、味わい深いローケツ染めの世界を、どうぞ間近で味わって頂けましたら嬉しいです。

※ローケツ染め名古屋帯「楓」⇒こちら

江戸小紋「参百柄天目染」×ローケツ染め「楓」

本日はこんな江戸小紋にコーディネートしてみました。300枚の型紙を型付けしたという江戸小紋、こっくりとした墨色に藍色の天目染めの珍しい作品です。

こちらの楓柄の帯は、春先から単衣、秋の袷の季節と長くお召し頂ける色合いデザインです。こっくり墨色にあわせると、風情のある帯の情景が浮き上がり黄緑色のアクセントカラーも爽やかです。

そして本日は、お色違いをお召し下さいましたお客様を「おあつらえ写真集」にお迎えしております。お客様がお召しの三百柄は明るい墨色です。

参百柄、お召しになるとこんな感じになります。賑やかで楽しい作品ですが、江戸小紋の細やかな柄はこんなに集まっても一つの美しい作品に仕上がるのです。

※おあつらえ写真集「三百の柄の江戸小紋」着姿たっぷり→こちらにて

さて、昨日の出張ではチラチラと雪の舞う京都でした。今日はホッと一息の暖かい土曜日でございます。

明日は節分、2/4(月)は立春でございますね。いよいよ暦には春がやってまいりました。とはいえ、寒さはまだまだ油断大敵!

どうぞどちら様も、節分には悪い鬼を退治をして、どうぞ幸せ福をたくさんお迎えくださいますように。

日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。お休み明けにまた元気にお目にかかれますのを楽しみにいたしております。

 

<2019年営業時間>

火・水・木 午前11:00~午後6:00
金・土   午前11:00~午後7:00

営業時間内にご来店が難しい場合はご遠慮なくご相談下さいませ

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