雀のお宿雀のお宿

2018年12月6日

雀のお宿

※12/7(金)12:00開店(開店時刻が1時間遅くなります)よろしくお願いいたします。

寒い雨の日になりました。いよいよ寒さがやって来るのかな、ちょっぴり緊張してしまいますが、お風邪などお召しになられていませんでしょうか?

手袋・マフラー、ショールにコート、下着ももう一枚!なんて寒くなると着ぶくれしてしまいそうですが、それは私たちばかりではないようで・・・(^^;

本日はこんな可愛らしい江戸小紋をご紹介いたします。

江戸小紋「笹に雀」

雀は冬になると太る!?

寒い季節、もこもこの雀を見かけられたことはありますか?そうなんです、雀は冬に太る!のではなくて、それはどうやら羽毛を逆立ててほっこりと膨らませることで、その中で空気をためて温めているのだそうです。

なるほど、温かエアーの天然コートですね(^^♪ だから、体が太るのではなくて、その証拠に飛び立つ時にはスリムなボディーでヒュンと飛び上がるのですから。でも丸々とした体でチュンチュンと地面を歩く様は何とも可愛いです。

このまるまるとした雀のことは「福来雀」とか「福良雀」といわれて、福が来る!しかも良い福が来る!!縁起の良い子たちなのです。

さて本日は、この雀文様の江戸小紋をおあつらえ下さいましたお客様を「おあつらえ写真集」にご紹介させて頂きました。

雀はもしかすると私たちに最も身近な鳥で、都心でさえも歩いているとちゃっかり出会うことができ、どこにでも遊びに来てくれます。そして古くから幸せを運ぶ縁起ものでもあります。「笹に雀」のこの柄をとてもお気に召して下さりお誂え下さいましたお客様でございます。

福を呼ぶ「笹に雀」江戸小紋お誂え写真⇒こちらにて

それに・・・雀ってとっても賢くて人にも懐くのだそうです。

舌切り雀のお話を覚えていらっしゃいますか?

ケガをした雀を手当てしてお家で可愛がっていたお爺さん。ある日お爺さんの留守に障子の糊を食べた雀をお婆さんがひどく叱って舌を切って追い出してしまいます。それを知ったお爺さんが可愛そうに思い雀のお宿を訪ねるとその雀が出てきてお宿に招き入れてくれました。心配してくれたお爺さんに感謝して雀たちがたいそうなご馳走をしてくれて、帰りに「大きなつづら」と「小さなつづら」のお土産を選んで欲しいと言いました。お爺さんは年寄りなので「小さなつづら」を頂きました。そこには金銀小判などが入っていました。

それを見たお婆さんが、大きい方ならもっとたくさん入っているに違いないとお宿に押しかけ無理やり「大きなつづら」を受け取ってそれを開けるとゲテモノたちが出てきてお婆さんを食べちゃいました。

小さきものにも慈悲深くあらねばなりませんよ、欲張りはいけないよ!という昔話です。

実は私、幼い頃にケガをした雀をお家に連れ帰って子供なりに一所懸命手当しました。でも・・・その雀はある日動かなくなってしまい、泣きながお家の庭にお墓を作ってあげました。なので雀のお宿には行かれませんが、でも今でも道端の雀を見かけるとあの子のことを思い出して胸がキュンとしてしまいます。

そして雀の小さな命に想いを馳せて、今日もコツコツ生きていかねばな、そんな気分になれることはなんだかありがたいです。

たぶん、いつも私たちの一番身近にいてくれる雀たち、つかず離れず一緒に過ごしていける日がずっと続きますように。

 

※12/7(金)12:00開店(開店時刻が1時間遅くなります)よろしくお願いいたします。

 

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