江戸小紋「雪輪」文様江戸小紋「雪輪」文様

2018年12月1日

江戸小紋「雪輪」文様

今年最後の一カ月がはじまりました。今年は随分と気温が高くてまだまだ秋の気分を味わっていたい週末ですが、いかがお過ごしでしょうか?

12月に都心で雪が降ることは珍しいことのように感じますが、実は東京の初雪は12月に観測される年も多いようです。でも今年はどうかな・・

とはいえ、今日から12月「冬」なのでございまして、本日は、江戸小紋の「雪輪」文様をご紹介させて頂こうと思います。

ふんわりとした牡丹雪のような可愛らしい「雪輪」の文様は古くから愛されてきた文様です。

「雪は豊年の瑞(しるし)」とも言われ、大雪の年は山にたくさんの雪を貯えるので干害の被害がなくて豊作に恵まれるのだそうです。

さらにまた、触れるととけてしまう儚さや、雪の日の身の引き締まる寒さも、日本の美意識に叶うものだからかもしれません。

当店でご用意しております「雪輪」の文様は2タイプございます。どちらも、柄の輪郭線を残してその周囲を点々で埋め尽くした「地落ち」という技法の型紙を用いています。雪輪の輪郭に地色が染まり、どことない儚げ感が素敵な江戸小紋です。

鮫地に「地型」文様の雪輪

お色次第で粋にも可愛らしくも染まる雪輪。爽やかなお色で夏の絽にもお染めしたことがございます。

「極」型の細かい「雪輪」

細やかな雪輪文様は大変に上品でプチフォーマルなお席にもお召し頂けます。

※当店では、お色と柄をお選び頂いてから「おあつらえ染め」を承っております。愛らしい雪輪文様、皆さまはどんなお色でお染めになられますでしょうか(*^^*)

そして本日は、雪輪には「ゆきわ」をあわせてみようかな・・・と思いつきまして、こんな帯をいかがでしょうか?

織楽浅野名古屋帯「花ゆきわ」

冬になると木々は葉っぱを落とし、お花も冬ごもり、でも古の歌人たちは草木に積もる雪を花にたとえて多くの歌を詠みました。

雪降れば  冬ごもりせる  草も木も  

春に知られぬ  花ぞ咲きける

(紀貫之)

「春には知られない花」だなんて・・・ちょっととっても素敵です。

※織楽浅野名古屋帯「花ゆきわ」⇒こちら

※江戸小紋「雪輪」文様詳細⇒こちら

※江戸小紋「極)雪輪」文様詳細⇒こちら

 

さて、暖冬とはいえお風邪をお召しの方も多くいらっしゃるようです。雪の話なんかして日が暮れるとちょっぴりブルブルしてしまいます。お昼間はポカポカでも油断大敵、どちら様もどうぞお気をつけ下さいまして素敵な週末をお過ごし下さいますように。

日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。お休み明けにまた元気にお目にかかれますのを楽しみにしております。

 

 

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