2018年10月4日
どんよりとしたお天気が続きますが、今日は久しぶりのお客様にもお目にかかることができました、嬉しい秋のはじまりです(*^^*)
さて本日は、昨日の貴久樹さんの八寸帯「Perfume bottle」を素敵な小紋にコーディネートしてみたいと思います。
可愛らしい華やぎのある色柄、喜久樹さんらしいオリエンタルなデザインが新鮮で気軽で、何しろ気持ちがワクワクする、ワンピースのような小紋です。
え~でも、こんな赤い色は無理かなぁ~なんて思ったりして少し尻込みしてしまいそうですが、でもこの色、派手な赤ではないのです。画面で見るよりもしっとりとした淡い紅色です。こんな色のことを伝統的な和名では「今様(いまよう)色」と呼びます。
「今様(いまよう)」=今はやりの色、という意味ですが、その「今」というのは平安時代の頃のこと。高貴な女性たちにとても好まれた色として、平安文学にも登場する色です。かの光源氏が美しい妻「紫の上」に送った衣装の色でもあり・・そんなことを聞くと思わずそんな雅な場面を妄想してしまいそうになります。
愛らしい優しい紅色は、いつの時代も愛される色であり続けています。お洋服ではなかなか身に着けることはできそうにないけれど、お着物ならば・・・。30代40代そして50代と美しく歳を重ねる大人の女性にどうぞぜひご試着頂きたいと思います。
サラサラと滑りの良い風合いの心地よい絹素材です。お稽古やお出かけに気持ちの踊る素敵な一日をお過ごし下さいませ。
昨日ご紹介した、香水瓶の八寸帯をコーディネートしてみました。実は、この着物にこの帯!そう思って仕入れたのです(*^^*)いかがでしょう?
たまにはイメチェン?ふんわり愛されコーデでニコニコお出かけしてみませんか?きっとご友人やお仲間、ご家族様からも「うわぁ~なんて可愛いの!」なんて、歓声があがりそうですね。
笑顔がほにょり~と和んでしまいそうで、こんな日は何にもイライラすることもなくきっと一日じゅうず~っと笑顔でいられそう、大人だからこそ「可愛い」が大事だなと思います(^_-)-☆
こんな愛されコーデを眺めていたらあることを思い出しました。
というのは、先日お取引様からこんな質問をお受けしました。
「もうすぐ妻の誕生日なんですがプレゼント何が良いと思いますか?」
なんとなんと、思わず気持ちがジンワリ暖かくなりまして、あれはこれは?あっお二人でお食事は?なんて色々思いつくことを言ってみたのですが、奥様を存じ上げないので何とも・・すると「いえありがとうございます。引き出しをいくつか持っておきたかったので助かります」なんておっしゃって下さいました。そんなご様子を拝見していて・・・う~んどうか神様、この素敵な想いがちゃんと奥様に伝わりますようにと、心の中で手をあわせてしまいそうになりました(^^;
秋でございます。たまには心穏やかに、可愛い自分になって、ちょっとだけ素直になって、愛されコーデでお出かけしませんか?なんて(^^;
貴久樹展&羽織・コート展は10/16(火)~20(土)でございますが、こちらのお品はすでにお店にて展示販売中です。お時間がありましたら、どうぞ会いにいらして下さいませ(*^^*)
お問い合わせはこちら