2018年9月6日
9/11(火)~15(土)
大野信幸江戸小紋×東京手描友禅染め帯 展
でございます。
今回の大野信幸江戸小紋展では、9/14(金)15(土)の両日は、秘蔵の型紙からオーダー染めも承ります。この2日間は大野氏来店です。せっかくの機会ですので貴重なお話を聞いたり、色んな作品をご覧頂いたり、そして実際の型紙をご覧頂くことができます。
もしお好みの図柄の型紙がありましたらお好きな色に染めてみませんか?職人さんと直接お話して型紙からオーダーする「おあつらえ染め」の醍醐味を味わって頂くことができます。
本日はたくさん届いております型紙の中から、ほんの少し撮影をしてみました。こんな柄あります(*^^*)
もしこの型紙たちを着物に染めた場合、茶色の紙の部分がお好きな色で染まります。白く抜けている部分は白いままです。
※文様の名前は私が勝手に名付けておりますので実際は異なるかもしれません。ご了承ください。(型紙は非売品です)
(雨だれ)
上品で美しい染め上がりが目に浮かぶ
なかなかに情緒的な江戸小紋柄
(サイコロの一)
手技の温もりが伝わって来ます
温かみのある繊細な文様にほっこり
(斜めドット)
染め色によって印象が変わりそう
単衣にも素敵かもしれません
(流線)
しっかりとした流線の立つ
粋な着物になりそうです
(荒波)
荒波をも乗り越える縁起の良い文様です
(菊竹)
お花がみんな笑っているよう
愛らしい江戸小紋
(菊立涌)
整然と並ぶ姿は菊に良く似合いますね
(蝶)
遠い世界から懐かしい幸せを運ぶ蝶
どんなお色がいいかしら
(なでしこ)
細やかな撫子が風に舞う
気持ちの良いお色で染めませんか?
(山野)
野を越え、山を越え
いつまでも元気に暮らしていきたいですね
これはまだまだ一部なのですが、どの型紙も古くから大野工房で活躍してきた型紙です。
どこの染め工房もそうですが、かつてはたくさんの職人さんを抱えてフル回転していました。いつの頃からか、住み込みの職人さんもいなくなり、多くの工房では何年も(ひょっとすると何十年も)染めることのない型紙が山のように眠っています。でも、その型紙の文様を改めて見ると、大変素敵な柄が数多くあることに驚きます。
本日ご紹介しているのは一部でございますが、もし心に残る文様に出会われましたら、オーダー染めをお受けすることができますので、どうぞ遊びにいらして下さいませ。
なんだか日が暮れるのが早くなってきましたね。暑さの残る9月でございますが、朝晩には秋風を感じるようになりました。素敵な季節のはじまりです(*^^*)
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