2018年9月1日
本日は、今月の催事のご案内をさせて頂こうと思います。9月の月間天気予報では、この頃には最高気温は30度を下回ってくれて、熱帯夜からも解放されて、やっと朝晩涼しくなりましたね!なんてご挨拶できるようになっているハズです。どうぞぜひご予定下さいましたら嬉しいです。
9/11(火)~15(土)
大野信幸江戸小紋×東京手描友禅染め帯 展
を開催いたします
江戸小紋職人「大野信幸」氏は、常時ご案内しているオーダー染め江戸小紋とはひと味違う、京都で江戸小紋を染める職人さんです。染め色の発色の違い、ユニークな文様の数々をお楽しみ頂けます。今回は秘蔵の型紙からのオーダー染めも承ります。江戸小紋通の皆さまにも、はじめての江戸小紋の皆さまにも!(この会での型紙は非売品です)
コラボレーションの帯は、東京手描き友禅の作家「田邊慶子さんとゆかいな仲間たち展」です。それぞれの素敵な作家さんたちの個性あふれる作品を盛りだくさんご紹介いたします。とっておきの出会いをどうぞご期待下さい。
大野信幸作江戸小紋「逆鮫」
田邊慶子作友禅染め名古屋帯「鳳凰に更紗」
「京の名工 大野信幸 江戸小紋展」
年に一度多くの作品をご覧頂ける催しです。
画像のお着物は「江戸小紋」の「逆鮫」という文様です。そんな名称の文様があるわけではなくて、文様は江戸小紋の「鮫」です。その「鮫」の型紙を用いて、直接色糊を置くという大野先生独自の技法で染めています。通常は点々が白く抜けるところ、逆鮫では、点々の部分に色が入ります。色の入りが逆転するために「逆鮫」と呼んでいます。またそのため染め上がりの生地のミミの部分は生地白のままです。
この「逆鮫」の技法では、型紙を置いて色糊で直接型付けを行うため、少しでも型紙がずれると色がはみ出てしまったりするために熟練の高度な技術が必要とされます。大野先生はこの技術が認められ「京の名工」に認定されました。
これまで当店でも多くのお客様にお求め頂いておりますとても人気の作品です。通常の鮫小紋と異なり、遠目にはとても淡い色調の美しさが際立ち、やわらかなドレス感のあるお着物であることも魅力かと思います。まだ実物をご覧頂いたことのない方には、ぜひ一度間近で見て頂きたいです。
期間中はもちろん「逆鮫」以外のユニークな作品も数多くご紹介をいたします。通常オーダー染めを承っております東京の江戸小紋とはひと味違う文様やの数々もどうぞお楽しみ下さい。
また、9/14(金)15(土)は、秘蔵の型紙からオーダー染めもお受けいたします。
9/14(金)15(土)は大野先生も一緒にお店番して下さいますので、職人さんと直接お話して型紙を選んだりお色味を選んだり、おあつらえの醍醐味を味わって頂けるかと思います。
期間中にご覧頂く型紙は大野工房で現在も活躍中の型紙でございます。型紙は非売品でございます。お着物に染めるオーダーのみ承りますことどうぞご了承下さい。
「東京手描き友禅作家新作展」
こちらも年に一度この季節にご案内をしております。当店でも人気の友禅作家「田邊慶子先生とゆかいな仲間たち」。ゆかいな仲間って、もちろん友禅作家さんたちのことですよ(^^;
作家作品は、構想を描いて下絵を描いて、生地を選んで糸目糊置きして友禅を挿す、全て一人の作家さんが行います。なので、染め上がった作品にはそれぞれの作家さんの個性がふんだんに描かれます。好きな作家さんに出会えたらそれはとっても嬉しいことですね。あまり見ることのないユニークなデザインや色使い、素敵な作品たちとの、運命的な出会いをどうぞご体験下さいませ。
こちらは、田邊慶子作「鳳凰に更紗」
田邊先生は、大胆な構図に鮮やかな色づかいがとても魅力的な作家さんです。気持ちがパァ~と元気になれる!思わず笑みがこぼれてしまう、勇気がムクムク湧いてくる、そんなお声もたくさん頂きます(*^^*) よく見るととても繊細な心配りのある作品。鳳凰が舞い降りる!なんて奇跡に、ぜひ出会って頂きたいです。
また、9/15(土)は田邊先生も来店!なので、オリジナル作品のご相談にも対応させて頂きます。ご相談だけでもかまいませんので、どうぞぜひお出かけ下さいませ。
コーディネートしてみました(*^^*)
はんなりとした染め上がりの「逆鮫」に華やかな「鳳凰」の舞う美しいコーディネートになりました!秋から冬へと華やぎの季節も楽しくなるコーディネートです。
◆9/14(金)15(土)
江戸小紋職人「大野信幸」氏来店💛
◆9/15(土)
東京手描き友禅作家「田邊慶子」氏来店💓
※期間中の対象商品(オーダー染めを除く)は、当店の通常お仕立て代無料で承ります。
ということで、どうぞぜひご予定下さいませ。見て触って、よろしければご試着して、色々遊んで頂けましたら嬉しいです(*^^*)
お目にかかれますのを楽しみにしております。
※期間中、店内でご紹介いたしますお品はこちらのブログでもその一部をご紹介してまいります。気になるお品がありましたら、どうぞお気軽にお問合せ下さいませ。
お問い合わせはこちら