秋の月夜の物語秋の月夜の物語

2018年8月25日

秋の月夜の物語

いつになったら涼しくなるのかなぁ~なんて昨夜ぼんやりと夜空を眺めましたら、ちょうど十三夜ぐらいのポッコリふくよかなお月様が雲の合間にふわふわ見え隠れしていました。日曜日は満月だそうです。こうも暑くてはなかなかお月見にも情緒が足りませんが、この次の満月前夜は、なんと「十五夜」でございます。

いよいよ9月かと思うと心の中には爽やかな秋風が吹き渡ってくるようですね(^^;皆さまのお住まいのところではいかがでしょうか?

本日はこれ、実は先日とってもとっても気に入って連れ帰りました!この秋の新作新入荷!素敵な帯をご紹介しようと思います。

手描き友禅染め名古屋帯「月夜に萩芒」

秋といへば空すむ月を契りおきて
光まちとる萩の下露
(藤原定家)

お月様を恋しいと慕う萩はお月様と約束をしていました。私が野辺に咲いた時、美しいあなた様の灯りを私は下露にうつしとってまいりましょう。その約束どおりの夜でございます。

うっとりと幸せそうなな萩の心持ちが伝わってくるようです。夜風にしなやかに揺れる芒も萩の気持ちに寄り添って、何とも胸にしみる秋の夜長のことでございます。素敵な季節がやってまいりました。

萩の月ひとへに飽かぬものなれば
涙をこめてやどしてぞみる
(伊勢)

こんな美しい情景はいつまで眺めていても飽きぬものですね。ならば私も涙をためて、その涙に美しい夜の想いを宿してみたいものです。

幾世へて後か忘れん
散りぬべき野辺の秋萩みがく月夜を
(深養父)

こぼれそうな秋萩を輝き照らす、この素敵な月夜のことは、たとえ幾世を経てもきっと、忘れることはないでしょう。。

 

今年の「十五夜」は9月24日、「十三夜」は10月21日です。

十五夜の頃は、毎年のことですがまだ暑さが残りお月様もちょっぴり汗をかかれていますが、十三夜には曇りなし!と言われますように、毎年とても美しいお月様に会うことができます。

こちらの帯は、美しい十三夜の頃までお楽しみ頂けます。地色は墨色に見えるかもしれませんが、濃いめのチャコールグレーです。早速商品ページに掲載をいたしました!

※「月夜に萩芒」友禅染め名古屋帯⇒こちら

 

そして、十五夜お月見の頃の単衣の装い(*^^*) 9月~10月と連休が続きそうですね。どうぞ楽しいご計画をそろそろはじめて下さいませ。

※コーディネートのお着物は「たてシケ染め小紋」⇒こちら

 

気温はまだ35度という猛暑なのに、気が早いように思われますが、季節はめぐり始めてくれていて、お天気予報では来週後半からささやかな秋風を感じる気候となりそうです。

8月最後の日曜日でございます。夏の思い出語りをお楽しみ下さいながら、新しい季節にも想いを馳せて、どうぞゆったりとお過ごし下さいますように。そして日曜日の夜はこの夏最後の満月、お目にかかることができますように!

日曜日、月曜日は定休日でございます。お休み明けにまた元気にお会いできますのを楽しみにしております。

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