2018年5月26日
今日は九州地方が梅雨入りとのことで、今年もそろそろ雨の季節が近づいてまいりました。今日はその九州からのお客様もお迎えして、週末らしいほのぼのとした日でございました。ありがとうございます。
それにしても、いよいよ雨の季節かぁ~と少しドンよりした気持ちになってしまいますが、しかしまぁまぁ、そうばかりでもないですよね(*^^*)
雨の日もあれば晴れ間の見える日もあり、雨の日には草花も道路も建物もすっぽり濡れる姿は美しくもあり安らぎでもあり、日差しのある日は、今のうちにお出かけしよう!そんな気分が盛り上がってきたり、思えばしばらくは、自然や街の様々な表情を楽しめる季節でもありますね。
そして、少しずつ気温が上がり、輝く夏へと向かいはじめます。
お店では、6/5(火)~9(土)江戸小紋職人が伊勢型紙で染めた浴衣&盛夏展を予定しています。
期間中は、当店のおあつらえ江戸小紋を染める職人さんの型染め綿麻浴衣、麻のちぢみ織物など気軽なヒンヤリ着物、大人コーディネートには真夏の染め帯や涼やか八寸帯、盛夏を快適に彩るご提案をご用意いたしております。どうぞまたぜひご予定下さいましたら嬉しいです。
本日は、そんな真夏の装いには、足元も快適に心地よくして頂きたいな!ということで、すげ上げたばかりのこちらの下駄2点をご紹介いたします(*^^*)
どちらも、汗ばむ季節に、実用性はもちろん、風情のある夏の装いをさらに素敵にしてくれる最強アイテムです。
ゴマ竹の下駄
ゴマ竹って、竹の表面にブツブツとした胡麻を散りばめたような竹です。これはこういう竹が生えてくるのではなくて、竹の葉っぱを落として立ち枯れの状態にすることでこういうゴマ模様が発生するのだそうです。
少しザラっとした触感になりますが、そのせいで滑りにくくなり、汗ばむ足の裏にヒンヤリとした触感を与えてくれる優れものになります。脱いだ時も足の形が残ったりしないことや、とても丈夫なので先っぽが欠けちゃったりすることもない優れものです。
桜皮の下駄
桜の樹皮を貼った下駄。
桜皮は樺のことで、桜皮細工を「かばざいく」と読むそうです。桜皮(樺)細工は200年の歴史を持つ我が国の伝統的工芸品で、茶筒や小引き出しなど、見かけたことのある方も多いことと思います。山桜の樹皮は防乾防湿性が高くて、乾燥や湿気から守り程よい状態を保つことができるということで、そんな調度品に用いられてきたそうです。
そのため、汗ばむ季節の足元をとても快適にしてくれて、味わいの深い情緒たっぷりの下駄なのです。
※桜皮の下駄商品ページ⇒こちら
さて、週末ですね!5月最後の週末は本格的な衣替え(*^^*)お着物もお洋服も、夏の準備をしておかなくてはいけませんね。昨年の夏、何を着ていたのかな?なんて夏物を出すと、昨年は、あ~あんな風にこんな風に過ごしたんだ・・なんて思い出したりして、改めて一年が過ぎるのが早いように感じます。
今年の夏の思い出づくり、ゆっくり大事に過ごしてまいりたいですね。
日曜日、月曜日は定休日を頂戴いたします。お休み明けにまた元気にお目にかかれますのを楽しみにいたしております。
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