最後の“おあつらえ写真”✨最後の“おあつらえ写真”✨

2023年10月28日

最後の“おあつらえ写真”✨

お店の営業は、あと1日(10/31火曜日)を残すのみとなりましたが、本日は週末土曜日ということで、最後にと足を運んで下さった方も多く、開店から閉店まで、心温まる一日でございました。ありがとうございます。

そして、最後に!と着姿をご披露下さいましたお客様、お迎えしました。もう「お客様おあつらえ写真集」でのご紹介はできませんが、何しろ“とっておき!”のお誂えですので、ぜひご紹介させてくださいませ。

お客様オリジナルカラーでお染した、東京友禅「田邊慶子」作 付下げ『メロディー』

そして、その田邊先生も、ちょうど最後のご挨拶にと訪ねて下さいました。作家さんが送り出した作品と再会できることは多くはありません。だから、最後の最後に、この再会を果たして頂けたことは、とても嬉しいことでした。

※当店では、これまで長い間、東京友禅の作家作品を多くご紹介し、またオーダー制作もお受けしてまいりました。この先、当店でのコーディネートはできませんが、でも大丈夫です。作家さんたちの作品や、作家さんご本人に出会える機会がございます。毎年3月初旬に、東京手描き友禅の組合さんが『染芸展』というコンクール展示会を開催されています。きっと来年もあることと思いますので、どうぞチェックしてみてください➨https://tokyotegakiyuzen.or.jp/sengei

 

さて、昨夜は「十三夜」🌔皆さまの夜空はいかがでしたでしょうか?

お月見と言えば十五夜と思われがちですが、十三夜は日本独自の風習として愛されてきました。十五夜と同じく月を愛でることに変わりはありませんが、十五夜が豊作を祈るのに対して、十三夜は秋の収穫に感謝する日、でもあり、古の人々はこの月を見て、一年の疲れを癒していたのかもしれませんね。

このお月様が満月を超えると、お店は閉店日を迎えます。

日々の仕事の疲れをお月見晩酌で癒してきた私でありますが、これからは、お月様とも、もっと色んなお話ができるかな。そしていつか、その船に私も乗せて頂きたいなと思っています。その日が来るまでは、もうしばらく、こちらであなたと長いおしゃべりをしていたいと思います。

天の海に雲の波立ち月の船
星の林に漕ぎ隠る見ゆ
 (柿本人麻呂)

 

日曜日・月曜日は最後の定休日を頂戴いたしますので、お店の営業は残すところ、10/31(火)、1日のみとなりました。

あっという間でございます。

最後の一日も、今までと同じ、午前11時~午後6時まで、お店番をしております。

そして、このブログの更新もあと一回、最後のご挨拶をさせて頂きます(*^^*)

 

*営業時間*

閉店日:10月31日

午前11時~午後6時

(定休日:日曜日・月曜日)

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