2023年9月23日
9/29(金)まで、当店最後の「羽織コート展」
全商品3割引き
期間中は、絵羽柄の友禅や刺繍の羽織コート地、羽織やコートにもおすすめの飛び柄や総柄の小紋地を盛りだくさんにご紹介いたします。
本日は秋分の日です。このところの雨が秋を運んできてくれたようで、まさに、暑さ寒さも彼岸まで!週明けにお彼岸が明けると、本格的な秋が始まってくれそうです。
君待つと吾が恋ひをれば我が屋戸の
すだれ動かし秋の風吹く(額田王)
ようやく辿り着いた季節の変り目です。いよいよ、心地よい季節のご準備を、始めましょうね!
ということで、本日は「絵羽柄の羽織・コート地」第二弾をご紹介いたします。
《唐花文(刺繍)》
当店が毎年色を変えてご案内してまいりました野の花刺繍の絵羽の作品は、これこれ、こちらです。今回はお店としてはオーダーしていませんが、いつもの取引先様がお作りになった作品をお借りしました。アイボリーの地色に寒色系パステルのお花刺繍。雑草という草花はないのです、この子たちにもちゃんと名前があって、でもでも、名前なんてどーでもいいわ。だって私たちはこんなに気持ちよく暮らしているもの、って感じの野花が好きです。
《六角四季もよう(染め)》
淡いブルーグレーの爽やかな地色に、菊・笹・アヤメ・梅など四季のお花を可憐に描いた友禅の作品です。六角形という形はとても縁起が良くて、六方向どの辺もぐるりとドンドンつながっていくことができるのです。移りゆく季節も次の季節へとしなやかにつながって、降り積もる年月を愛おしんでくれます。羽織やコートが必要な時期、どんな季節にも心地よくお召し頂ける作品です。
《四方重ね(染)》
辛子色の羽織やコートって珍しい。印象に残る羽織コートが仕上がります。繊細でモダンなデザインの染め模様、職人さんはデザイナーでもあるのだと、しみじみ思う素敵な染めが目を引きます。個性的な色合いは、お召しになる人の印象をふんわりと残してくれるものですね。いつもの羽織ものに飽きてきたら、ちょこっと冒険したくなったら、2枚目の羽織ものとしていかがでしょうか?
《カスミ(染)》
おお、カッコいいです。焦げ茶を少しくすませたというか、墨を燃やした後の煤(すす)を混ぜたような、ちょこっとスモーキーな印象を感じる濃茶色に、気持ちよく描かれた「かすみ」が潔いです。あらゆるシーン、色んなお着物に難なく合わせて頂ける羽織ものにおすすめです。粋なカッコよさを仕上げてみたいなと思う装いに、はらりと羽織ると大そう素敵だと思います。
というわけで、来週の金曜日(9/29)まで、引き続き開催しております。来週もまた、可愛かったり、粋だったりする総柄小紋などもご紹介して参る予定です。どうぞまた、お訪ね下さいませ。
★お値段その他、お問合せはお気楽にお申しつけ下さい。
※日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします
(誠に申し訳ないことなのですが、この週末は携帯電波の届かないところに参るため、お問合せへのお返事は週明け火曜日となってしまいますが、必ずお返事申し上げます)。メールやメッセージでのお問合せは、どうぞお気軽にお願いいたします。
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(定休日:日曜日・月曜日)
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