2023年7月7日
7/11(火)~しばらくの間
*夏のSALE*を開催します❣
期間中には、店内在庫以外に盛りだくさんのセールなお品をご紹介いたします!本日は、まず、こんな「小千谷ちぢみ」もセール対象です(*^^*)
伝統的工芸品指定の小千谷ちぢみ
「満点の星」(淡グレー・墨紺)
小千谷ちぢみといえば、夏の着物の代表選手でもあり、発汗性ばつぐんの麻をシュワシュワと縮ませた素材は、体からふわりと浮いて風を通す。シワができようが気にしない!お家でザブザブ洗えてアイロン入らず、気楽に着まわせる夏着物です。
この時期とても目にすることの多い、無地や縞柄の小千谷ちぢみといえば、自動織機で高速で織り上げることができるため、とてもリーズナブルなお値段でお求め頂けます。
でも、本日ご紹介する小千谷ちぢみは、ちょっと違います。ちゃんと絣糸を用いることが条件の国の伝統的工芸品に指定されている、ワンランク上の小千谷ちぢみです。
※手積みの苧麻糸を用いる(目が飛び出る価格の)重要無形文化財指定のものではありませんが、マンガン染めのものや、無地やストライプなど、絣を作らないものとは一線を画した伝統的工芸品です。
近ごろでは、あまりに安価なお品が巷に多すぎて、こうした程よい伝統的工芸品がとても少なくなりました。そういう意味でも、ちゃんとした小千谷ちぢみ、セールな機会にいかがでしょうか?
どちらも、タテ絣糸とヨコ絣糸の交点が浮かび上がる十字絣です。タテヨコともに絣糸を使うことで、しっかりと十字が浮かび上がり、見ほれるほどの満点の星空が広がります。
折しも今日は七夕です☆彡。暑い暑い日になりましたが、今宵の夜のお天気はどうでしょう?全ての星々が、天空の逢瀬が叶いますように、願いをかけて煌いています☆。
《淡グレー地に紫色の十字絣》
一見すると白地に見えますが、よく見ると淡いグレー地に紫色の十字絣がくっきりと織り込まれた小千谷ちぢみ。タテ絣糸・ヨコ絣糸ともに2本ずつを交差させることで、繊細な星々の煌きが浮かび上がり、上品で美しい景色が広がります。真っ白でない分、とてもお召しになりやすく、大人チックな絣色は上品な着姿が整います。
ちゃんと麻の裾除けなんかをつければ、透ける心配もありません!こうも暑いと爽やかな白はいかにも涼やかで、嬉しいですね。
《墨紺地に白色の十字絣》
墨紺色は根強い人気のある色です。ますます透け感が良く分かるので、見た目にもとても涼しそう~♪な印象を与えてくれます。
白地の十字絣と違って、絣糸の本数を増やすことで、煌く星をさらに情緒的に浮かび上がらせています☆彡
(ごめんなさい。ご売約済みとなりました)
さて、七夕です☆彡
七夕の日には短冊に願い事を書いて吊るしたりしましたね。今でも、商店街などでは多くの人の願い事が風にはためく笹を見かけることがあります。皆さまはいかがでしょう?
古来はこの日、草花に宿った夜露で墨をすり、梶の葉に心を込めた和歌をしたためて星に手向けていたのだそうです。その夜露とは、天の川から滴る雫だと考えられていたそうですよ!
なるほど、ならば・・・「いそぎ起きて 庭の小草(こぐさ)の 露ふまむ やさしき数に 人や思うと(西行)」
お天気はどうでしょう?夜露どころか天の川が氾濫してしまうようなことになりませぬよう、今宵ばかりは風流な夜でありますように!
暑いです💦どちら様もどうか、無理なさいませぬよう、涼やかにお過ごしくださいませ。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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