マンガン染めの小千谷ちぢみに更紗の半巾帯マンガン染めの小千谷ちぢみに更紗の半巾帯

2023年5月12日

マンガン染めの小千谷ちぢみに更紗の半巾帯

5/16(火)~20(土)のお店では、江戸小紋職人さんが伊勢型紙で染めた浴衣展を開催いたします(13日土曜の午後にはだいたいそろいます)。そちらのお品たちのご紹介は来週からとなりますが、期間中はこんな麻織物もご案内いたします。

《マンガン染め小千谷ちぢみ×更紗染め半巾帯》

◆マンガン染めの小千谷ちぢみとは

通常は糸を先染めして絣を作り織で表現するデザインを「マンガン染め」という特殊な染めで表現している小千谷ちぢみです。裏まできっちりと柄が染まり、見た目は織の絣柄にしか見えないほどです。

絣を作って織り上げる技法は多くの時間と手技を要し、どうしても高値となってしまいますが、お値段を抑えて、まるで絣の着物のようにデザイン性豊かに仕上げた作品たちです。ここ数年毎夏ご紹介しておりますが、真夏のお出かけはもちろん、お稽古などにも気軽に使えて、何しろお家でザブザブ洗えますので、浴衣がわりにも気楽にお召し頂けます。

今回はオフホワイト地色のお品3点をご用意しています。透け感が心配!というお声もお聞きしますが、大丈夫です。下着や裾除けをつけてお召しください。何しろ真夏の白い着物の清涼感は見た目も着姿も大変心地よいものです。染めであるために、一般的な小千谷ちぢみよりも、しなやかで柔らか、スレンダーな着姿が実現します。シュワシュワっとしたちぢみの触感も夏ならでは!

*雪輪もよう*

雪輪のデザインは季節を問わず人気でもあります。夏には尚更、ヒンヤリとした清涼感が心地よく感じます、夏のお着物としても上品に装って頂けます。もちろん、染めや織などお好みの夏名古屋帯をあわせて頂いても素敵です。

*格子にトンボ*

夏の模様として多く登場するトンボ(蜻蛉)は、夏の思い出を大事に秋へと心を寄せてくれます。染めとは思えない精緻な絣もようの格子柄はすっきりとモダンな印象です。浴衣がわりにもお召しになりやすいデザインです。

*蚊かすり*

これはもう、染め?ではなく絣織りの小千谷ちぢみにしか見えません。でも染めなのです。染め織りの夏名古屋帯をあわせてお食事会やお出かけに、半巾帯でお稽古やビアガーデンへ、行きたい場所にウキウキと連れて行ってくれます。

◆マンガン染小千谷ちぢみ各110,000円(税込・お仕立て別)◆綿100%更紗柄の半巾帯各44,000円(税込・仕立て不要、このままお召し頂けます)

こんなシュワシュワっとした心地よい肌触りの小千谷ちぢみは、お家でまったり過ごす時にも、またご旅行先にご持参頂いても、快適なひと時をお過ごし頂けると思います(*^^*)v

*今月の催事*

5/16(火)~5/20(土)

伊勢型紙で染めた綿浴衣・麻きもの浴衣展

どうぞご予定下さいませ。

*営業時間*

午前11時~午後6時

(定休日:日曜日・月曜日)

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