2023年5月10日
ちょこっと夏に近づいたような今日は、新入荷の「本“羅”」の帯をご紹介しようと思います。
羅はひとたび途絶えてしまった技術でありながら、京都西陣の織元さんでは、技術の復興と新たな羅織の開発に努め、このような清々しい織物が仕上がりました。
真夏の帯として、これ以上涼やかな帯はないだろうとさえ思える羅八寸の帯です。
絹地のしなやかで風合い豊かなしなり具合は、帯結びのストレスからも解放してくれます。
時を刻む木肌のような模様、墨絵のような印象にも見え、お洒落な奥深いデザイン性も素敵だなと思っています。
6月中旬~9月の汗ばむ季節に、透ける織物、夏の小紋、麻織物や浴衣にも、大人っぽい粋なコーディネートをお楽しみ頂けるかな、と思います。
※本羅八寸帯「古都」➨https://someichie.com/item/27822.html
本日は、みじん縞の能登上布にコーディネートしてみました。
すっきりとした清々しさが魅力の能登上布に、情緒のある帯をあわせて、日本の夏を涼やかに、風情たっぷりに装って頂きたいと思います。
スベスベ感が人気の能登上布➨https://someichie.com/item/27654.html
能登上布はただ今、こちらの色柄のものもございます!カッコいい墨色。
こちらにあわせると、なかなかに通なコーディネートになりまして、素敵です☆
麻の着物に羅の帯なんてコーディネートのご紹介を始めると、いよいよ夏の準備のはじまり、はじまり!ということで、来週は、浴衣展です。
*今月の催事*
5/16(火)~5/20(土)
伊勢型紙で染めた浴衣・麻着物などなど展
移りゆく季節とともに、心おだやかに、お着物ライフをお楽しみ頂けますように!
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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