織楽浅野名古屋帯-②織楽浅野名古屋帯-②

2023年4月20日

織楽浅野名古屋帯-②

4/22(土)まで
(お問合せは4/24(月)まで)

《西陣の帯と着物展》

*織楽浅野

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*帯屋捨松の帯
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*北村武資遺作
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京都貴久樹総柄小紋*
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~期間中対象商品お仕立て代サービス~

 

本日は織楽浅野さんの名古屋帯の中から、お太鼓柄のもの、紬糸が織り込まれているもの、をご案内いたします。軽さとお洒落感で人気が高い作品たちです。ピシッと締めることができ、かつ作品の豊かなで奥行きのある表情を楽しむことができます。

織の着物も染めの着物、袷の季節も単衣の季節も、幅広くお召し頂けます。

 

織楽浅野名古屋帯「刻」(お太鼓柄)

紬糸が織り込まれたシャリっとした触感です。時の流れとともに、風に吹かれる唐花たちの自由で心地よいデザイン、お花はお太鼓裏にも織り出されています。風のままに、思いのままに、そんな気分がいい感じです。無地部分は◇模様の紋織で、奥行きのある表情に仕上がっています。

(お太鼓裏)

織楽浅野名古屋帯「シャイブール」(お太鼓柄)

インドのミュージアムに所蔵されているタペストリーに描かれた生命の樹をモチーフにしています。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に真綿紬と(焦げ茶系の帯には)金糸、(グレージュ系の帯には)銀糸を合わせ、紬のザックリ感を残しつつ、薄手で軽やかに仕上げられています。グレージュの色合いも素敵です。スクっと佇む樹に、そこから何が見えますか?なんて語りかけてみたくなります。

織楽浅野名古屋帯「くるく~る」(お太鼓柄)

くるりんと可愛い唐草模様の先端にはお花が咲く。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に真綿紬と漆糸を合わせて、紬の持つザックリ感と質感を残しつつ薄で出嘉代かなに織り上げられています。無地部分も紋織で和紙のような趣のある表情に織り上げられています。先っぽにポッと咲くお花が可愛いです。

織楽浅野名古屋帯「空と海」(お太鼓柄)

20世紀初頭に活躍したフランスの画家「アンリ・マティス」氏の切り紙絵「ポリネシア、空」から、織楽さんがインススピレーションを得てデザインされたものです。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に真綿紬と金糸をあわせ、紬の持つざっくりとした質感を残しながら、薄手で軽やかに織り上げられています。鳥も植物も自由をおおかする、楽園の景色です。

織楽浅野名古屋帯「花の使い」(お太鼓柄)

真鍮の花器に飾られた花束と、その上で羽根を休める小鳥をモチーフにしています。部分的にくくりの糸合わせの本数を増やして小花の輪郭を際立て、刺繍のようなボリュームのある表情が素敵です。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に真綿紬をあわせ、紬の持つざっくりとした質感を残しながら、薄手で軽やかに織り上げられています。間もなく飛び立って、お花の気持ちを届けに、まいります。

織楽浅野名古屋帯「花石榴文」

織楽さんの帯に多く登場する「石榴(ざくろ)」。石榴は歴史の古い果物で、種子が多いことから、古代ギリシャ・ローマでは豊穣のシンボルとも呼ばれていました。またお花もとても美しく、高貴な植物として愛されてきました。無地部分にはレモンイエローの霞のような織が施されており、陰影のある情緒豊かな表情が素敵です。

織楽浅野名古屋帯「麗花文」(お太鼓柄)

ヴェネツィアのレース模様をモチーフにしたデザインです。密度の高い織り組織で繊細なレース模様を織り上げています。部分的にくくりの糸合わせの本数を増やして、お花の輪郭を際立たせて小花にボリュームを持たせています。デザイン性の豊かさと、単色のすっきりとした美しさが際立ちます。黒地と白地がございます。

織楽浅野名古屋帯「メラグラーナ」(お太鼓柄)

15世紀の祭壇画に描かれたという装飾品の石榴(ざくろ)模様を表現されたもの。一つの実の中にたくさんの種を持つ石榴は繁栄と豊穣のお守り。タテ糸に絹糸、ヨコ糸に真綿紬と漆糸を合わせて、紬の持つザックリ感と質感を残しつつ薄で軽やかに織り上げられています。シックなお色の濃淡と、華のあるデザインのコラボも織楽さん風で素敵です。

織楽浅野名古屋帯「画線」(六通柄)

約40年ほど前に生まれた、織楽さんのミニマルなものづくりのルーツともなったデザインです。タテ方向にかすれる青線(赤線)を表現するために、数本だけ青い(赤い)タテ糸を整経し、無地場に墨の濃淡と細やかな砂子組織を使用して市松に表情を与えています。織楽さんの原点ともいえる織りの妙とデザイン性の高さは、ここにあります。

織楽浅野名古屋帯「こいちご」(六通柄)

紬糸を織り交ぜたシャリっとした素材感が締めやすさを保証してくれます。イチゴのお花をイメージしたのでそうか?コロコロ可愛いお花がぎっしりとお行儀よくならんでいます。甘酸っぱい香りが漂ってきそうな愛らしさ。グレー系とベージュ系の色違いでご案内しています。

というわけで、連日盛りだくさんにご紹介しておりますが、お楽しみ頂けていますでしょうか?

店内でご覧いただけますのは、今週の土曜日(4/22)まででございます!

随分と気温が上がり始めて、お出かけ日和となっています。どうぞお気軽に、お目にかかれますのを楽しみにしております。

お問合せはご遠慮なくお申しつけ下さいませ。

 

*営業時間*

午前11時~午後6時

(定休日:日曜日・月曜日)

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