2023年4月18日
4/22(土)まで
(お問合せは4/24(月)まで)
《西陣の帯と着物展》
*織楽浅野の帯&初お披露目の着物*
・織楽浅野袋帯➨こちらクリック
*帯屋捨松の帯*
(ご紹介記事➨こちらクリック)
*北村武資遺作*
(ご紹介記事➨こちらクリック)
*京都貴久樹の総柄小紋*
~期間中対象商品お仕立て代サービス~
本日は、世界の手仕事を和装文化に取り込んだ、楽しくてナチュラルなモノづくりが人気の「貴久樹」さんの「総柄小紋」をコーディネートいたします。
貴久樹さんの小紋は、どれも、天然の繭からつくる野蚕糸であるタッサーシルクを使用しています。タッサーシルクは野蚕糸の中でも光沢と風合いにすぐれた糸です。
独特のシャリ感と艶めきが美しいタッサーシルクを横糸に、生糸をタテ糸に用いた素材を「ナチュラルタッサー」とネーミングしています。軽い素材感と、ほんのりとした光沢感、そしてデザイン性の楽しさが嬉しい小紋たちです。
袷や単衣のお着物でも、羽織仕立てでも、お楽しみ頂けます。本日は、ご紹介中の帯をコーディネートいたしました!
《ナチュラルタッサー小紋「花更紗」》
淡いグレー・ベージュにちょこっと水色を指して、表情豊かに染められた更紗花が美しい小紋です。総柄ですが、ほんのりとした優しい配色で、愛らしい佇まいが魅力的なお着物です。羽織にしても可愛いかな、と思います。
織楽浅野名古屋帯「ペルシャうさぎ」
なんと、兎です!帝国時代のペルシャで焼成されたタイルに描かれた兎を織りで表現されたそうです。帯地はタテ糸に真綿紬と漆糸をあわせ、紬の持つザックリとした質感を残しつつ薄手で軽やかなタイプです。そっか、君はそこにいたのですね(*^^*)
《ナチュラルタッサー小紋「洋花更紗」》
粋な濃い茶紫の地色に、セピア色や藤色などの同系色濃淡で描かれた更紗の総柄小紋です。なんだかカッコよくて、しかも楽しいです!カジュアルシーンに映えるお召し物になりそうです。こちらも、羽織仕立てでも素敵!
織楽浅野名古屋帯「サークルライン」(お太鼓柄)
円と線を用いたシンプルな幾何学模様がとても清々しいデザインです。すっきりとしているのに、どこか可愛らしさも感じます。薄茶とえんじ色で描かれて、ほんのりとした優しさも感じます。総柄の小紋などにも合わせやすいデザインが素敵です。
《ナチュラルタッサー小紋「かすれ格子」》
なんと爽やかなお色づかいでしょう。カスレ具合のニュアンスも素敵な格子柄です。まるでクレヨンや絵具で描いたみたいに見えます。淡い淡い水色の引き染めで全体を優しく整えてくれています。袷仕立てなら八掛の色を遊んでみたり、単衣仕立てで清々しくお召しになってもいいかなと思います。
帯屋捨松八寸帯「唐草刺繍文」(六通柄)
ほっこりとしたモールづかいの八寸帯です。まるで刺繍を縫い込んだように見える繊細なデザインはもちろん織りです。明るいレモンイエローをベースにカラフルな色彩に心が躍ります。手織りの帯です。
《ナチュラルタッサー小紋「サンガレン遊び」》
こちらの小紋、アイボリーの地に浮かび上がる、薄っすらと透け感を感じる地紋の美しさに惚れ惚れしつつ、なんと可愛らしい刺繍なのでしょう。この詩集は、スイスのサンガレン地方の伝統的な刺繍です。丁寧に縫い込まれた刺繍の愛らしさにうっとりといたします。他にはない、貴久樹さんならではの小紋です。
帯屋捨松八寸帯「フランス裂」(六通柄)
捨松さんの定番の八寸帯です。清々しい水色をベースに可愛らしいピンクと白のお花がアクセント。気軽に使いまわしのできる八寸帯は、小紋や紬にも楽しいコーディネートを実現してくれます。
《ナチュラルエンディ小紋「新唐花」》
ナチュラルエンディは、カシミヤのようなふんわりとした柔らかな風合いが見事な野生の蚕(エリ蚕)の糸を用いています。中の蚕が飛び立ってから糸を紡ぐので、インド独立の父マハトマ・ガンジーが不殺生のシルクとして愛したことでも知らせています。華やかな唐花を大胆に染めて、楽しい小紋です。
織楽浅野名古屋帯「飾り花」(お太鼓柄)
マーガレットの花を可愛らしくポップにアレンジしています。淡いレモンイエローのグラデーションで上品にまとめられています。地紋は太さの違うタテ糸を組み合わせて凹凸をつけ、奥行きのある表情です。
《ナチュラルタッサー小紋「点々小花丸紋」》
光沢のある市松模様の地紋の生地に染めています。点々で描かれた小花模様は、これまた大変に可愛らしいです。淡いグレーピンクに、ウキウキとした小花、揺れると煌く市松模様が相まって、ワンピース感覚でお洒落を楽しむ小紋です。
帯屋捨松名古屋帯「鳥花立木文」(六通柄)
捨松さんの定番タイプの名古屋帯です。光沢のある軽い帯地に、ファンタジーの森に咲く木の花たち、エキゾチックでポップなデザインが可愛らしいです。淡いグレーベージュ系の地色ですが、とっても淡い色なので、あわせやすいです。
《ナチュラルタッサー小紋「アラベスク(黒×ピンク」》
植物を描いたアラベスク模様です、ひび割れたような染めが味わい深い大胆な文様です。黒地に薄ピンクの色合いです。エキゾチックなアラベスク文様はモスクの壁画などに多く描かれてきました。エキゾチックが止まらない、他にはないデザインです。
織楽浅野名古屋帯「遊線」(六通柄)
やわらかな桜色、風になびくように自由に描かれたポップな遊線、光沢のある地紋が奥行きを感じさせてくれます。ラインの中のお色のチョイスが織楽さん風です。カラフルになり過ぎず、気持ちによりそい、アクセントにもなる配色が素敵です。
《ナチュラルタッサー小紋「アラベスク(黒×金茶」》
黒地に金茶のアラベスクは、さらに異国情緒たっぷりなデザインです。ちょっとしたパーティー着物にもなりそうで、目を引く色柄が大変に素敵です。
織楽浅野名古屋帯「照影」(お太鼓柄)
銅版画のメゾチントを意識した織地紋、微妙に異なる色合いの墨・銀・グレーを用いて染めのような表情を織りで描いたデザインです。風見鶏をイメージした文様ですが、見る人によって様々なイメージが膨らむ、楽しくて、ちょっとカッコイイ、粋なお洒落を楽しむ帯です。
いかがでしょうか。貴久樹さんの小紋はひと味違う、他のブランドでは味わえないデザインと、タッサーシルクを用いた風合いの豊かさが魅力です。気楽に着物を楽しんで頂くための着物!
※お値段はどうぞご遠慮なくお問合せ下さいませ。
「西陣の帯と着物展」、店内でご覧いただけますのは、4/22(土)までです。(メールやメッセージでのお問合せは4/24(月)まで)。ちょっと気になるかな?と思われましたら、どうぞお早目にお問合せ下さいませ。
*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
お問い合わせはこちら