雪の精と冬景色雪の精と冬景色

2022年11月2日

雪の精と冬景色

秋が近くまで下りて来ていますね。表参道でも裏通りをごそごそ歩いていると、ハナミズキが真っ赤に色づいていたり、街路樹に赤い実が見えたり、公園の紅葉の枝先の葉がオレンジ色に光っていたり、何しろ表通りのケヤキ並木の葉っぱもほっこりと暖かい色になってきています。皆さまの身の回りではいかがでしょうか?

秋が深くなると上空にはもう冬の気配が漂います。

本日は、個人的にもとても好きな冬景色を描いた帯をご紹介いたします。

友禅染名古屋帯「樹氷」

登山が趣味の私は、真冬に山小屋に宿泊した際には、何度かこんな景色を目の当たりにします。冬のだいご味ともいえる、別世界(*^^*)

夜に音もなく降る雪は、小枝の端の端まで余すことなく覆い尽くします。一枝たりとも忘れることなく、その細やかな姿を忠実に辿るのです。まるで葉っぱを落とした木を労わるように愛しむ、その繊細なお仕事は、雪の精の細やかな性格に起因するに違いないと思います。

足元に降り積もる雪には、誰も歩くことのない真夜中に、風が風紋を作ります。雪と風のこの夜の仕事を、満点の星空だけが粉雪のような瞬きを灯し見守ってくれているのです。

木々たちも、満点の星も、誰も何も語ることはありませんが、ただ、風の声だけが世界をなぜてくれる。そしてひたすらに…なんとも厳しくも美しいこの世界に私は存在しているのだと、ちょっぴり涙したりしてしまうのです。

冬の空 針もて彫りし絵のように
星きらめきて風の声する(与謝野晶子)

冬の季節の帯です。ほっこりとした真綿の紬などに合わせて頂いても大変に素敵です。

本日は、降りしきる雪のような水玉模様の江戸小紋にあわせてみました。

前帯では、雪たちが結晶となり、きらきらと輝きます。

冬を描いた帯は様々に情緒たっぷりでありますが、より大きな世界観を持つ景色には、気持ちを広く開放的にもさせてくれるように思います。

※友禅染名古屋帯「樹氷」➨商品ページ詳細ここクリックでご覧いただけます!

こんな景色を見つめていると、なんかヒンヤリとしてきてしまいました(^^;)。この頃は夜は冷えるようになりました。どちら様もどうぞ暖かくして、秋の夜長をほんわかとお楽しみくださいますように!

11/8(火)~11/12(土)
第一印象を決める《羽織・コート展》
開催予定❣

***

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午前11時~午後6時

時間外ご予約承ります

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