2022年10月21日
本日は、2色の色をかすみぼかしで染め分けた小紋のご紹介をしてみようと思います。
淡いしっとりとした利休鼠色と、クリームイエローの薄い栗蒸色、を交互に染めた、ほのぼのとかすみ、やわらかな世界に包まれる、優しい色合いの小紋です。
菱地紋のシワになりにくい素材感も心地よい小紋!
それで、これって、仕立てるとどうなるの?
そのご質問になんとかお応えしたくて、今日は2パターンのコーディネートをしてみました。
①利休鼠色をお顔周りに
すると、お顔回りから胸のあたりまで利休鼠色。帯の上あたりに白いかすみが入り、帯の下はクリームイエローになって、そしてお膝上あたりにかすみぼかし。上前の裾も利休鼠色になります。
⇒利休鼠色が主役のお着物になります。
でも、白いかすみぼかしが清々しく入り、ちょっぴりクリームイエローの色が覗くことで、若々しさも感じさせてくれる小紋になります。
②クリームイエローをお顔周りに。
すると、お顔回りから胸のあたりまでクリームイエロー。帯の上あたりに白いかすみが入り、帯の下は利休鼠色になって、そしてお膝上あたりにかすみぼかし。上前の裾もクリームイエローになります。
⇒クリームイエローが主役のお着物になります。
かすみぼかしの清々しさと利休鼠色のしっとりとした色合いが、程よく溶け込む優しい小紋になります。
いかがでしょうか?皆さまならどちらの色合いがお好みでしょう?織の帯・染の帯、多彩にコーディネートをお楽しみ頂ける楽しい小紋です。店内にてお顔うつりを確かめてみませんか?
お着物をお召しになりたくなる心地よいシーズンです。週末も晴れそうです。どうぞ、お楽しみ下さいますように。
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