2022年10月15日
織楽浅野×無線友禅の会❣期間中はご来店が難しかったけど、実物を見てみたい!などのご希望がございましたら、10/17(月)の夜までに、メールやメッセージにてお問合せくださいませ。来週以降にもご覧頂けるようにいたしますので、ご遠慮なくお申しつけください。
一部ご売約済の作品もありますが、お値段などもどうぞお気軽にお問合せください。
では、おさらい!
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最終日の今日は、最後に、まだご紹介していなかった織楽浅野さんの「白地」の美しい名古屋帯を撮影してみましたので、どうぞご覧になってみてください。
白い帯って実際あると使いますよね!どんな着物にも合わせやすい幾何学模様、でもつまらない帯ではなくて、上品で考え尽くされた織柄は持っておきたい帯かなと思います。
白と一概に申しても、オフホワイト・ホワイトシルバー・純白と微妙な色合いの違いもあり、また、織楽さんの帯の金糸銀糸は上品で抑えた色合いですが、光の色や角度で光沢感が異なるのも味わい深いです。
《名物土造文/六通柄》
白地(ほぼ純白)に銀糸を織り込んだ、繊細で美しい帯です。土造、いわゆる「作土文」は耕した土のことを指し、古来より豊作をもたらすのは、土造りから。土台を愛しみ手をかけることで、見事な実りをもたらすという、縁起文様です。名物布にも織り込まれたデザインを織楽さんらしく表現しています。
《料紙幾何段文/六通柄》
少し青みを感じる透明感のあるホワイトシルバーに近いお色目です。料紙とは和歌などをしたためる良質な和紙のこと。そんな和紙をイメージして細やかな幾何段と、うっとりとする地紋を組み合わせて織り上げられた帯です。軽くて単衣にもおすすめです。
《ロマネスク/お太鼓柄》
中世ヨーロッパで広まったロマネスク、ローマ風の建築・芸術美術が花咲く時代の趣のあるデザインを抽出し帯に織り込んだ作品です。お太鼓柄で軽くて美しい帯は、染め織り、どちらの着物にも、単衣の季節にも、活躍いたします。白地(オフホワイトに近い白)の帯です。
《祥雲》
オフホワイトの地色に、吉祥雲を織り込んだ帯です。金糸銀糸の光沢が美しく、落ち着いた品格を醸し出してくれます。光の色や角度で光沢感が異なって見えます。吉祥柄はイザという時に出番が多く、こちらは名古屋帯ですが、袋帯でもご案内しています。(商品ページでご案内中⇒祥雲名古屋帯こちらクリック)
そして、期間中コーディネートでご紹介してまいりました、上品でやわらかな小紋たち。お茶席のお着物としても重宝する小紋です。また、羽織やコート仕立てにしても大変に着回しの良い、美しい仕上がりになります。
というわけで、たくさんの作品を店内でご覧頂けるのは、本日まででございました。やっぱり気になる、お値段だけでも聞いてみたいな、と思われましたら、(日曜・月曜は定休日ですが)メールやメッセージでのお問合せをお受けいたします。
バックナンバーをじっくりご覧下さり、お心に留まる作品がありましたら、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
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*営業時間*
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(定休日:日曜日・月曜日)
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