エレガント小紋コーディネート/染谷洋作品(1)エレガント小紋コーディネート/染谷洋作品(1)

2022年9月17日

エレガント小紋コーディネート/染谷洋作品(1)

9/24(土)まで

~東京友禅三人展~

開催中です❣

(9/18(日)19(月)は定休日ですが、来週も引き続きご案内いたします)

※期間中は「お仕立て代無料」または(お仕立て不要の場合は)「10%OFF」でお求めいただけます。お値段その他、どうぞご遠慮なくお問合せもお待ちしております。

 

さて本日は、染谷洋先生の作品をご紹介しようと思います。

東京藝術大学で日本画を学ばれたという染谷先生の作品は、繊細なタッチとややスモーキーな色づかいでありながら、ハッとするようなセンスが魅力で、当店でも大変人気の作家さんであります。その繊細さというのは、風に吹かれる細い糸みたいに見えつつも、実は、決して切れることのない細い細いハガネのような強さを感じるものであります。

ご本人はとてもアウトドア好きな方であり、ランニングも山登りも釣りにだって出かけてしまう。ある日連絡した時「あっいま越後湯沢でこれから山です」なんて飄々と言われて「えっいいなぁ~」ってお返事したことがありました。その後、私が穂高の山頂小屋で月を見上げている時に連絡を頂いた際には「羨ましすぎる」なんて言われちゃって、だから(一緒には行っていないけれど)なんだか山友のような気がしています。で、私の勝手なイメージですが、染谷先生はムーミンのスナフキンに似てる(帽子はかぶってないけど)なんて思っております。

そんな染谷先生からこの度お預かりしております作品は、盛りだくさんにありまして、全てをご案内できないかもしれませんが、日曜・月曜は定休日を頂戴しますので、お休み前に一所懸命撮影いたしました!まず第一弾は、型染の総柄小紋(染谷作)に手描友禅の帯をコーディネートしてみました。

あっ、その前に、そうそう、この新作の訪問着もご紹介中なのでした!

《訪問着「疾風」》

「疾風」です。そう、雲じゃなくて「風」です。突然ひゅ~と吹いて通り過ぎる風。風を描くってことにも感動しますが、風、なんか可愛いです。風を起こそう!なんてたいそうなことではありませんが、風に乗り、雲の彼方へ旅に出たい。清々しい水色とグレーと白の配色に心あらわれる逸品です。

生地も作品のうちで、こちらの訪問着はこんな地紋入りの生地です。触るとなんて気持ちの良い着物だろうと感激してしまいます。落ち感といい、なめらかさといい、シワになり難さといい、ちょっとぜひ、触って頂きたいです。(期間中、店内にて展示しています)

さて、型染の総柄小紋(染谷作)!本日コーディネートでご紹介するのは、この4点です。コーディネートの帯も、もちろん「染谷洋」作です。

こちらの小紋は、訪問着と同じ(柄はちがいますが)地紋入りのしなやかな生地に染めています。地紋のおかげで光が当たると時々光沢を感じる素敵な型染とのコラボ作品です。

サーモン色系

サーモン色の地色に、ごく薄いグレーの唐草型染め、やわらかな雰囲気の小紋です。着回しが良くて、お肌が明るく見えますね(*^^*)

着物仕立て(袷でも単衣でも)はもちろんですが、これ、羽織仕立てにしても素敵だな、と思いました。扱いやすい素材感が羽織ものにも重宝ですから。

《染め帯「月に桔梗」》

秋の深まりとともに、心地よい夜が更けていきます。桔梗畑のお月見のお供は静かな笛の音。この笛も染谷先生の定番アイテムです!(しなやかでしっかりとした霞もや地紋の帯地)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

《染め帯「雪うさぎ」》

ほっこりとした雪うさぎ。ひんやり冷たい雪の中なのに、うさ子の周りだけ温かく見えてしまいます。しんと静かな雪の日に心温まる、染谷先生の定番の人気のデザインです。(艶のある唐花地紋の帯地)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

ラベンダー色系

サーモン系と同じ型を、青みのあるラベンダーで型染め。地色はうっすらグレー色です。落ち着いた雰囲気の色合いですが、型染のユニークな愛らしさが程よく美しさを引き立ててくれます。

もちろん、着物仕立ても素敵です。でも、羽織や道行コートでも、きっと重宝するだろうなと思います。

《染め帯「花葵」》

このお色使いが染谷流。ほんの少しスモーキーな色を使いながらも、全体としての仕上がりのセンスの良さ。心にすぅ~と入り込む色合いの妙も魅力です(ハリのある紬の帯地)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

《染め帯「雪輪に宝尽くし」》

刈安色の地色に、紫のアクセントが効いています。この紫色の使い方がセンスだな、と思います。そして、小さなアイテムはとても繊細なのですが、一つ一つが、なんか可愛い。見るほどに味わい深い帯です。(地紋入りのしなやかな帯地)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

アイシーピンク系

淡いシルバーの地色に、ピンクラベンダー色の葡萄唐草の型染めです。遠目には淡い透明感のあるアイシーピンクに見える、大人ピンクです。葡萄唐草の型がキュートで、しっとりとした豊かさを感じるのも嬉しい小紋です。

これも、道行コートはどうかな?春先まで重宝する、美しいコートになりそうです。

《染め帯「葉っぱ」》

染谷先生お得意の紫を、きっちり利かせたデザインが潔いです。何気なく葉っぱを描いているようで、重なり合った葉っぱの奥行き感も見事に描かれているところがスゴイのです。(横段格子縞の地紋入りの帯地です)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

《染め帯「杢目」》

杢目摺りに紅葉の葉っぱを散らした、芸術的な作品です。これ本物の葉っぱ?と見間違う、それもそのはず、本物の葉っぱで摺り友禅!こっくりとしたボルドーも魅力的です(細かい地紋のあるハリのある帯地です)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

焦げ茶×ピーコック色系

染谷先生の作品の中には、このピーコックグリーンもちょいちょいアクセントに使われます。が、その色を大胆に焦げ茶の地色に型染め!なるほど、派手というよりも個性的というか、これアリですね。と意外な発見をしてしまいました。

これは、羽織で着ると絶対楽しいよね!と納得してしまいます。

《染め帯「五条大橋」》

落ち着いたスモーキーなグリーンに、夜の五条大橋の出来事が浮かびます。そういえば義経は笛の名手だったのです。あれ?弁慶は?いました、いました、前帯です。(しなやかでしっかりとした霞もや地紋の帯地)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

《染め帯「大葵」》

葵というモチーフも染谷作品には多く登場します。このハート形の葉っぱは、みんなもきっと好きな葵です。(ほっこりとした厚みの素材感のある紬の帯地です)

前帯です(真ん中から上下半分が前帯です)

というわけで、駆け足でご紹介してまいりましたが、いかがでしょうか?

染谷先生、佐藤先生、田邊先生、こうしてご紹介してみると、三者三様の楽しさが伝わります。作家作品の楽しさは、会ったことのない人なのに、その人の一部分が伝わるような不思議な愛着を感じたりすることかもしれません。

それぞれ全て一点ものです。もしお心に響く作品がありましたら、それは一期一会の出会いであります。お値段など、お問合せはどうぞご遠慮なくお申しつけ下さいませ。

週明けには、飛び柄小紋(染谷作)もご紹介予定です。来週もまた、楽しみにお訪ね下さいませ。

 

***

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