儚き露に秋を知る儚き露に秋を知る

2022年8月6日

儚き露に秋を知る

明日8/7の日曜日は立秋ということで、暦の上では秋がやってくるようです。とはいえ、来週は猛暑との予報でもあり、毎年のことながら、最も暑い時期に秋は来る。のでありますが、せっかく暦が秋だと言っているわけで、本日は野山に秋を知らせる「露」の文様をご紹介してみようかな、と思います。

露むすふしのゝを薄ほに出て
いはねとしるき秋は来にけり

(続後拾遺和歌集)

江戸小紋「露芝」

朝晩の気温が下がり始めると、朝方には草木の上にころんと結ぶ露を見かけます。そんな様子を描いた文様「露芝」。

秋を知らせてくれる自然現象として、また、儚く消える露に心をうつしたり、美しさを感じたり、古来より帯や着物に描かれてきました。露芝の上に月が出ていたり、ウサギが駆けていたり、そんな図柄を見かけることがございますね。

※江戸小紋専門サイトではこちら⇒露芝文様の江戸小紋 (someichie.jp)

露は儚いものの一つでありますが、野山で目覚めた早朝に芝草やススキ野原に露がおりる様は、どんなにか幻想的であろうと想像します。それはきっと、わずかな時の境目にあらわれる世界であり、陽が高く昇れば消えてしまう、やはり儚いのだな~とシミジミと妄想したりいたします。しかし暑さと儚さは気持ちの中で共存しがたくて、秋になり意外な寒さを感じる瞬間にこそ、儚さが身に沁みるかな。儚さは寒さと手を結ぶのでしょうか…コロロンと葉っぱの上をころがる露を見たときには、じんわり目頭が熱くなるかもしれないな、なんて思います。

コーディネートは、織楽浅野夏ひとえ名古屋帯をあわせてみました。

※商品ページにてセール中⇒夏ひとえ織名古屋帯「七宝菱段文」《SALE30%off❣》

露芝の文様は、夏の絽や秋の単衣にとても良く似合う文様でありますが、江戸小紋の場合、抽象的にデザインされて、袷の季節にも楽しんで頂けるかと思います。

◆当店の「おあつらえ江戸小紋」は、お客様ごとにお色と柄をあわせてお染めしております。ご紹介の画像は見本染めです。ご注文頂いてからオーダー染めをいたします。詳しくはどうぞご遠慮なくお問合せ下さいませ。

そして、露といえば・・・

ただ今ご紹介中のこちらの「夏大島“ススキ”」にも、可愛い露が置かれています。

露は、ススキが穂を実らせる頃、夜に冷えた空気が水蒸気を露へと導きます。なので、ススキと露はとても相性がよく、秋風に穂を揺らすススキに、寄り添う露はそれだけで哀愁を誘います。

※商品ページにてセール中⇒夏大島「ススキ」(百亀甲絣)《SALE30%off❣》

それにしても、来週はずらりと35度超えのお天気予報を目の当たりにすると、猛暑の野郎は儚さとは無縁なのだと、厳しい暑さが傲慢の極みのようにも思えてくるわけですが(笑)💦、いえいえ、それは夏を誤解しています!夏は本当はとっても儚いのです。お盆が過ぎると朝晩の気温が下がり(下がるはず)、夕暮れ時にもなると、あ~もう夏が終わってしまうのだな~と、夏ほど思い出が切なく感じる季節はございません。

ゆえに、猛暑を忌々しく感じるばかりでなく、夏ならではの思い出づくりもどうぞ楽しんで頂けますように。今年の夏は今年だけ。皆さまのお心に、大事な思い出が残りますように!

 

◆日曜日・月曜日は定休日を頂戴いたします。夏の名残りのセール価格は来週の8/11までです。

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