海の声が聞こえる江戸小紋海の声が聞こえる江戸小紋

2022年8月4日

海の声が聞こえる江戸小紋

このところ急な雷雨に驚く毎日です☔。皆さま、濡れたりなさっていませんでしょうか?こんなお天気の日はお着物でのお出かけはちょっと心配です。どうかお気をつけて、時間にも余裕を持ってお過ごし下さいますように。

さて、本日は、海からの声が暑さをやわらげてくれる「貝尽くし」の江戸小紋をご紹介しようかな、と思います。

画像は、これまでお客様がお誂え染めの前の「お試し染め」を下さいました試しキレを撮影しました。

貝は古くから和装にも多く用いられてきたデザインです。四方を海に囲まれたわが国では、貝は四季折々の縁起の良い食べものとして、また室内のインテリアや宝飾品として、そして貝あわせなどのお座敷遊びにも身近なものでした。

また貝は、大きな美しい海の中に住んでいて、海の底の不思議な物語を想像してしまう、浪漫あふれるモチーフであることも魅力なのかと思います。

【画像上】貝尽くし(錐彫り)

点々であらわした錐彫りで描いた貝です。色んな種類の貝を可愛らしく寄せ集めた愛らしい文様です。

※江戸小紋専門ページではこちら⇒貝づくし文様の江戸小紋 (someichie.jp)

【画像下】貝尽くし(地落ち)

とても細やかな「地落ち」という方法で、周りを点々で埋め尽くして貝を浮かびあがらせた文様です。細やかな文様ですのでプチフォーマルにもお召しになりやすいかなと思います。

※江戸小紋専門ページではこちら⇒地落貝文様の江戸小紋 (someichie.jp)

どちらの文様も、袷・単衣・絽、あらゆる季節のお着物に、色んなお色でお染めしてまいりました。

広くて深くて青い海、そこに眠る貝たちに想いを馳せるとほんのり心が癒されます。何しろ海の中は私たちを包み込んでくれる素晴らしい場所なのでございますゆえ。

そういえば「忘れ貝」という言葉があるようです。貝というのは、クルクルとした巻貝などを覗いては二枚がピタリと合わさっている二枚貝です。でも、貝拾いの浜辺で出会うのは片方だけの貝殻ですね。その離れて一枚だけ浜辺に打ち上げられた貝は「忘れ貝」と呼ばれているようです。古来には、恋忘れのおまじないともされた「忘れ貝」であるようですが、そんなまさか、どうしてそんな、忘れようはずはありませぬ、と、万葉の時代には、多くの歌にも詠まれてきたようです。

海の中で離れ離れになってしまった相方を、お互いにずっと想っているのかと思うと、美しい貝殻たちにも心を寄せてみたくなります。

本日は、絽つづれ八寸帯「波千鳥」をあわせてみました。

貝たちの優しいささやき声が波音に消えると、お空には千鳥の鳴き声が響きます。海と空の心癒される物語をまとってみませんか?

※帯はこちらでセール中⇒絽つづれ八寸帯「波千鳥」《SALE20%off❣》

※以前に貝尽くしをおあつらえ下さいましたお客様のお誂え写真はこちらでご紹介しております⇒海の音が聞こえる「貝尽くし」江戸小紋 

当店の江戸小紋は、お色と柄をお選び頂いてから、オーダー染めを承っております。店内には大変たくさんの色柄見本をご用意いたしております。暑くてどこにも行かれないなんて日には、お店は表参道から徒歩1分です。ひんやりと冷えた店内で、たくさんの文様をのんびり眺めて頂ける楽しい時間をぜひ、ご一緒に(*^^*)

*引き続き、セール価格ご案内中の夏物*

↓(こちら)

◆夏大島⇒こちらクリック

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***

*営業時間*

8/13(土)~23(火)夏季休業

午前11時~午後6時

時間外ご予約承ります

(定休日:日曜日・月曜日)

 

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