明石上布に柳の帯明石上布に柳の帯

2022年6月3日

明石上布に柳の帯

6/5(日)~6/8(水)臨時休業

今日は急な雨に驚きました☔紫陽花もびっくりしていたかもしれませんが、皆さまは、濡れたりなさいませんでしたか?こんな雨が降ると、夏が近いのですね、と思いつつ、あっそうだ!そろそろ蛍が飛んでいるのではないでしょうか。

蛍といえば・・・

私ごとですが、幼い頃は、三重県の「ド」のつく田舎に住んでおりました。半世紀以上も前のおぼろげな記憶でありますが、確か、夏には蚊帳を吊って寝ていました。ご存じですか?蚊帳!家の周りは田んぼや畑、川も流れていたりして、のどかな昭和の田舎町。

ある日、たぶん家の周りで父が蛍を捕まえて蚊帳の中に飛ばしてくれました。暗闇で小さな灯りを追いかけていたあの日、今ではもう何もかも消えてしまった景色ですが、思えば、あの時、父は満面の笑みを浮かべていたような気がしたりして。。。

夏は思い出の宝庫です。皆さまのお心に浮かぶのは、どんな景色ですか?

さて本日は、シャリシャリの明石上布(上布といっても絹上布です)を、風情豊かな帯でコーディネートしてみました。6月~9月の装いです。

明石上布「涼の彩り」

染め名古屋帯「涼柳」

撚りのある細い絹糸を織り上げたシャリ感が魅力の明石上布です。遠目にも涼感を誘う寒色系のボーダー柄は摺り友禅でを染めています。程よいしなやかさと、ふわりとした軽さ、麻の触感に似たシャリ感、ひんやりと通り抜ける風を冷やしてくれる、夏のお洒落着です。

※「明石上布」詳細は商品ページに掲載中⇒こちらクリック

コーディネートの帯は、この夏の新作です。こちらも6月~9月の帯。

墨色濃淡×藍紺色の色合いと、柳の枝ぶりにほれ込んで仕入れてまいりました帯です。この絵に描き足すとしたら何だろう、柳の下に〇〇、葉っぱの間に〇〇、色んな妄想が描けそうです。物語の背景のような情感が、たまらなく素敵だなと思います。あっ、蛍?どこどこ??

※帯の詳細は商品ページに掲載中⇒こちらクリック

そして、夏の装いにおすすめの長襦袢、京都あさみさんの長襦袢、販売中です!

単衣の季節にはもちろん(個人的には)袷の季節にも愛用しております。絹は麻にはない保湿力があり、乾燥から守ってくれる繊維です。吸湿吸汗の自動調節機能と申しましょうか、それはやっぱり、綿や麻の植物由来の繊維と違い、蚕の糸だからなのですね。

※京都あさみ夏ひとえ長襦袢ラインナップ⇒こちらクリックでご紹介中!

来週の前半は臨時休業を頂戴いたします。

メールやメッセージへの返信にもお時間を頂戴するかもしれませんので、お急ぎのご用はどうぞ土曜日のうちに。明日は晴れ!お気軽にご来店・お問合せ、下さいませ(*^^*)

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6/5(日)~6/8(水)臨時休業

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