2022年5月21日
5/24(火)~28(土)
江戸小紋職人「石塚久美子」作
「夏着物/浴衣」展
開催いたします
石塚久美子さんは、江戸小紋工房の五代目の担い手です。お父様は当店開業以来「おあつらえ江戸小紋」を染めて頂いている石塚幸生先生です。
従来は女性の仕事としては大変にキツい職人仕事と思われてきましたが、伝統を受け継ぐという重責を自ら背負う覚悟を決められて、厳しい修行の日々を積み重ねてこられました。何しろ二人の小さなお子様の子育てもなさりながらという、そのバイタリティーの素晴らしさにはひたすら感動を覚えるほどでございます。
美大で日本画を学ばれたという経歴の持ち主でもあり、伝統技術の腕を磨くのと同時に、その経験と感性を生かした独自の作品づくりに日夜精力的に取り組まれています。
そんな久美子さんの作品を盛りだくさんにご案内いたします。伝統技術に学び、日々研ぎ澄まされたセンスは、ますます芸術的に花開いて、昨年に増してまた素敵なお品をお届けいたします。
(石塚先生と久美子さん)
(月間アレコレより)
型染の浴衣
毎年ご好評いただいている型染の浴衣に新柄も登場しております。浴衣として、真夏のカジュアル着物として、大人っぽく夏らしく着こなして頂ける、久美子さんのオリジナルな作品たちです。期間中は20反近くご案内いたします。全てをブログ掲載できないかもれませんので、もしお時間がありましたら、ぜひお出かけ下さいませ。
半巾帯
昨年はとてもご好評いただきました半巾帯。銀泥を用いた立体感のある染め上がりで、まるで印伝のような風合いを感じます。浴衣だけでなく、普段着の着物にもオールシーズンお楽しみ頂ける帯です。(画像以外にもたくさんご用意ございます)
型染の小千谷ちぢみ
シボのある小千谷ちぢみに型染めを施した作品です。麻の触感をお楽しみ頂ける、浴衣であり真夏着物。新柄も仲間入りいたしました。
近江麻の型染きもの浴衣
すべすべとした近江麻の型染め麻着物です。こちらも浴衣がわりにも、お着物としても上品に可愛らしくお召し頂けます。昨年は追加の注文も頂いた、情緒豊かな作品です。
江戸小紋
もちろん江戸小紋。久美子さんならではの色合いも素敵な、キツネ&ウサギです。愛らしいキツネ、ブルーの兎、ちょっとドキドキいたします。
帯揚げ
帯揚げも型紙で染められています。効かせ色にも使える帯揚げも、画像以外にも、とってもたくさんご用意しております。(以前には、この帯揚げの柄でお着物染めたいです!というご注文も頂きました。染め見本としても、見ごたえございます)
夏が近づいてまいりましたので、どうぞぜひ、ご予定下さいませ。
期間中はブログ内でも色々とご紹介をしてまいる予定です。お値段その他、いつでもご遠慮なくお問合せ下さいますように。
お目にかかれますのを楽しみにお待ち申し上げております。
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*営業時間*
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(定休日:日曜日・月曜日)
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