友禅染めの袋帯友禅染めの袋帯

2022年3月31日

友禅染めの袋帯

本日は、東京友禅作家「田邊慶子」先生の新作、友禅染めの「袋帯」をご紹介いたします。

3月に行われた「染芸展」で注目を浴びた作品です。

友禅染めの袋帯。ちょっと珍しくもあり、この柔らかさが素敵でもあり、一点ものの力作です。

田邊慶子作・染め袋帯「不死鳥」

シャンパンゴールド色の艶めく帯地に、悠々と描かれた不死鳥の住むユートピアです。

田邊先生はこの道50年を超える熟練の作家さんで、70歳を超えてなお精力的に作品づくりに邁進されています。

この度の作品も、結んでしまえば見えなくなる部分にまで、たっぷりと友禅を施した贅沢な袋帯です。幻想的な唐草や唐花を配した中央のお太鼓部分に、伝説の鳥「不死鳥」が優雅にたくましく描かれています。

袋帯の裏側は無地で、明るいホライズンブルー(天と地の間の深みのある空色)です。結ぶとチラチラとその色が見えるところもアクセントになって華やぎを添えてくれます。

優美な羽根を広げる不死鳥の凛々しい姿に惚れ惚れといたします。不死鳥は500年に一度、炎に包まれて蘇ると言われています。まさに、その瞬間を描いたものでもございます。

染めの袋帯は、付下げ・小紋などの染めの着物、大島やお召し・その他紬などの織の着物にも合わせて頂けます。華やぎのある帯ですので、プチフォーマルな場面でも活躍いたします。

本日は、染め小紋「かすみぼかし」にコーディネートしてみました。

染め×染めのコーディネートは、しっとりとして、優しい華やぎが心に残ります。

帯も着物も、袷でも単衣でもお召し頂けますので、晴れ晴れとしたお出かけに、美しく身にまとって頂きたいです。

※小紋はこちらでご紹介中⇒染め小紋「かすみぼかし」 | 表参道 染一会 (someichie.com)

永遠の命があると言われる不死鳥ですが、実は永遠なのではなくて、500年ごとに自ら炎に焼かれてまた蘇るのだそうです。そもそも500年も生きるなんて、私たち人間からすれば十分に不老長寿ともいえますが、永遠という時間は想像できぬほど長く、ゆえに不死鳥の涙にはとてつもなく癒されるのだそうです。

お祝い事にも、記念の日にも、心を込めたいお出かけに、季節を問わずお召し頂ける帯です。店内にて展示販売中です。お値段などお問合せはどうぞご遠慮なくお願いいたします。

(おまけ)

表参道裏通りの桜の木、今朝の様子です。不死鳥に比べて花の命はあまりにも短いのでありますが、長くても短くても、一日の長さは同じ。今日という日はこの日だけ。どうぞ、心に残る春をお過ごし下さいますように。

***

*営業時間*

午前11時~午後6時

時間外ご予約承ります

(定休日:日曜日・月曜日)

 

 

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