2022年3月24日
東京の桜は週末には満開を迎えるのだと、今朝お天気予報で言っていました。皆さまのお住まいのところでは、いかがでしょうか?
まだヒンヤリとする気温でありますが、桜が咲くと気持ちも晴れやかになりますね🌸
ということで、本日はこの春新入荷しております桜色の付下げに、ちょっぴり斬新なコーディネートをしてみました(^^;)
まずは、とってもきれいな桜色の付下げ!こちらです。
友禅染め付下げ「松に笹」
今年の新年の新作でご紹介いたしましたお品です。
(以前の記事でもご案内いたしましたが・・・)
注)PCやスマホ・モバイルの画面設定の都合で、これお若い人向けよね!と思われた方へ。
いえいえ、そうではなくて、やや温かみのある淡いほのかな桜色。青みが強い桜鼠色ではなく、空気の中にふわりと溶け込むような、上品で清楚なやさしい桜色です。明るい場所でご覧になると、実物のお色により近づいて見えるかと思います。
40代の方には大人っぽくカッコよく着こなして頂けますし、50代の皆さまには心に花を咲かせます。そして60代以上の皆さまこそ、きっとお似合いになります。ちょっとだけくすみの気になるお肌にも、やさしくよりそうお色です。
描かれていますのは、松に笹。笹の枝を背景に、生命力あふれる松を描いた作品です。笹も松も、季節を問わないモチーフで、色数を抑おさえ楚々としたデザインがうれしいです。
桜色は、季節やご年代を問わずに、日本女性の美しさを、何より引き立ててくれるお色だと思います。
しかも、お着物ライフには、こんな清楚な付下げがあると便利です。お誘いを受けたけれど、どのくらいの格の着物がふさわしいのかわからない。そんな時に重宝するのが付下げです。訪問着などの気の張るお着物と違い、さりげなく礼を尽くし、そして出しゃばり過ぎずに品よく美しい。
本日は、ちょっぴり弾けたコーディネートをしてみました。だって、春ですから(*^^*)
とても珍しい、手織りの作品「袋帯」です。
齋藤織物謹製 袋帯「市松」
ちょっとドキリとするような、美しい帯です。伝統的な西陣織とは異なる、大変に独創的な発想で、熟練の職人さんが「手織り」で織り上げた、まさに「作品」です。
陰影や奥行きを感じさせるべく、紬糸や箔糸を用いるなど、素材となる糸づくりにこだわり、随所で織り糸を替え、織り方を替え、色糸や銀糸を交えて、繊細な市松模様を織り出しています。
ドレッシーで愛らしくて、まるで夢のような帯だと思います。
さてさて、コーディネートをしてみますと。。。こんな感じ。
上品な伝統美に、技を駆使したデザイン性豊かな袋帯の組み合わせです。
こんな付下げには有職文様などの伝統柄の帯をあわせたくなるものですが、趣向を変えて、弾むような楽しさのある帯をあわせると、ドレス感のあるモダンなコーディネートになりました。
ちょっとしたパーティーや、お洋服の方の多い場所でも、華やぎと伝統を融合させたお洒落感が目をひきそうです。
お着物コーデって、確かなルールブックがあるわけでないからこそ、迷うことが多いですね。これはダメかしら、何が正解かしら??いえいえ、そんなにお悩みになることはありません。正解はご自分の中にありますから、ドキドキなさらず自身を持って、心が躍るご選択をして頂きたいなと思います。
もし、春のお出かけに、悩んでしまってどうしようもなくなったら、ご遠慮なくご相談下さいますように。お写真や実物を拝見して、コーディネートを一緒にお作りしていますので、お気軽にお尋ね下さいませ。
今日はなんだか賑やかな一日でございました。春だからでしょうか?こんな日が続けばいいな、なんて思いつつ…お花見ついでに、お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りくださいませ。
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