2022年2月17日
連日にわたり、本場大島紬のご案内をしておりますが、いかがでございましょうか?
店内ご紹介商品の大方をブログ内にアップいたしました。気になるお品がございましたら、どうぞご遠慮なくお問合せ下さいませ。
*2月末まで『本場大島紬展』開催中です*
(期間中ご紹介商品のご案内は▽こちらにて)
本日からは、ご紹介商品の中からピックアップコーディネートをご案内してまいります。
大島はカジュアルシーンを主な活動場所としていますが、昨今ではプチフォーマルな場所がカジュアル化傾向にあることから、本場大島の活躍場所はぐんぐん拡大しています。
染めや織りの名古屋帯はもちろん、お洒落な袋帯まで、店内でご案内しております帯たちを色々試してまいりたいと思いますので、どうぞ引き続きお付き合い下さいましたら嬉しいです。
さてまずは・・・
そういえば、譲り受けたりした大島紬には、とかく赤系の八掛がついていることが多いかなと思います。が、しかし、赤い八掛には抵抗がある方も多いようで、早速お取替え!同系色であったり、紺や緑系などの落ち着いたお色に交換なさってホッと一安心、なんてご経験はありませんか?
どうして赤系の八掛なのでしょう?それは泥染めの色や伝統的な大島柄とのマッチングであったり、南の島の朗らかな雰囲気であったり、昭和の時代性であったり、するかと思いますが、でも大島ってなぜだか赤系は良く似合う!ならば、ちょっと八掛には抵抗があるけれど、派手な赤は無理だけど、帯とのコーディネートならどうでしょう?
ということで、本日はこちらの帯をコーディネートしてまいりたいと思います。
弁柄色(べんがらいろ)の染め名古屋帯「曜変天目」です。
※濃い派手な紅色ではなく、ややくすみのあるレンガ色系のお色です。ご年代を問わずお召し頂ける色です。泥大島や白大島の風合いにも、古典的な大島のデザインにも、とても良く似合うと思います。
伝統柄の白大島「(サベ絣入り)花流れ」にコーディネートしてみました。
サベ絣とは、絣と絣の間に、通常はないもう一つの絣を織り込んだ技法です。濃いお色のお花部分の濃度が濃く見えるのは、そのためです。伝統的で高度な絣技ゆえに作品としても数が多くはありませんが、デザイン性の高さには目を見張ります。お花に包まれるような愛らしさ、心豊かになれる逸品です。
ち密な絣柄であるからこそ実現できた、まるで友禅を挿しているような美しい情景の作品に、弁柄色の帯が良く似合っています。ノスタルジックでもあり、モダンでもある。お着物らしいコーディネートが心地よく決まります。
7マルキの泥大島「麻の葉」にコーディネートしてみました。
安心の定番「麻の葉」です。古典柄でありながら今もなお愛され続ける柄、モダンな印象が時を超える秘密でしょうか?細やかな絣で浮き立つ文様が可愛らしくもあり、心穏やかにもしてくれます。大き目の麻の葉柄は、若々しくて楽しいデザインです。
泥の色合いと、渋みのある赤茶色の弁柄色が良く似合います。ほっこりとしたコーディネートは周りの皆さまにも親しく愛されます。
伝統柄の本場大島紬「秋名バラ」にコーディネートしてみました。
秋名バラは、白と泥、どちらもご紹介しております。白大島と泥大島、同じ帯でも印象が違います。ちょっと楽しいコーディネートです。
身近な道具(竹で編んだザル)をモチーフにしたという「秋名バラ柄」は、白大島と泥大島の2タイプをご案内しております。不思議な柄でありますが大島紬の伝統柄です。個性豊かで斬新なデザインは大島ならではの好印象です。
※本日コーディネートいたしました、染め帯「曜変天目」はこちらのページで詳細をご案内しています⇒こちらクリック
大島紬は店内でもネットでもお求めいただけます。お値段のご案内がございませんが、お問合せ下さいましたらスグお返事申し上げますので、お気軽にお申しつけ下さいますように。
お待ちしております。
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