2022年1月27日
さて本日も、織楽浅野さんの帯のご紹介です。
今回の帯は、これまでとひと味違う、さらさらとした軽い帯地に、ワンポイントの繊細な織柄一つ!見事なまでに清々しい新作です。
織楽浅野名古屋帯「照影」
これ、何の模様に見えますか?織楽さんのお話では、「モダンな風見鶏」をイメージしたのだそうです。
そして、緑は一色ではなくて、四色を織り交ぜています。そのせいで、光の色や角度によって、いろんな緑色が目に飛び込んできます。
「照影」というネーミングは、もしかすると、日に照らされた風見鶏が緑の草木に落とした影を見て、思いつかれたのかもしれませんね。
そしてまた、これって風見鶏?いえいえメダカに見えるわ、釣り具のウキよ、桂離宮のふすまの引き手ってこんな形よね、なんてイメージが膨らみ、織楽さん曰く「心のままに感じて頂ければ嬉しいです」とのことです。皆さまは、何に見えるでしょうか?
帯地は、さらりとした軽い絹地です。ハリがあって締めやすく、単衣の季節にもおすすめです。
帯地の横段ぼかし地紋は銅版画をイメージされたとのことで、微妙なグラデーションが気持ちよく織り上げられています。薄いベージュ系のお色なので、お着物を選ばす合わせて頂けるのも嬉しいです。
本日は、こちらも新入荷の「綾織下井紬」にコーディネートいたしました。
ややラベンダー香るシルバーグレーのお色目です。タテヨコ生糸でドレープ感のある織の着物です。
綾織(丸なまこ織)の地紋のおかげで、艶やかな光沢を感じます。お日様や照明の色によって、シルバーに見えたり、桜色っぽく見えたりする、誠に美しいお着物です。さらさらとしてハリがあり丈夫です。単衣仕立てでも大活躍いたします。
帯の前帯には柄がありません。地紋のままです!なんとも粋な計らいと申しますか、引き算の美学です。ならばスーと細めの帯締めを結んでカッコよく決めて頂いても素敵ですが、存在感のある帯締めや帯留めなどを合わせて頂くこともできます(*^^*)
「和小物さくら」さんの逸品帯締めをあわせてみました。もしかして、お譲り受けたアンティークな帯留めなどがタンスの中に眠っていたら・・・出番です(*^^)v
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