2021年11月5日
11/9(火)~11/20(土)
真綿紬の会(併催:11/16~帯屋捨松展)
11/16からは真綿紬×帯屋捨松コーディネートのご提案もいたします
期間中は、色んな産地から真綿の紬を集めました。真綿の王様「結城」、信州の小千谷や秦荘、そして琉球の真綿紬まで!どうぞ楽しみにご予定下さいませ。
さて、本日は、こんな素敵な帯が到着いたしましたので、早速コーディネートしてみようと思います。
澤田麻衣子作の型絵染め名古屋帯
紬地に型絵染めの帯。京都在住の型絵染め作家「澤田麻衣子」さんの作品です。
澤田さんは、みずみずしい感性と愛らしいデザインが魅力的な作家さんです。デザインも型紙つくりも自らが担い、これまで「くらしの工芸展」「日本伝統工芸染織展」なのでの受賞歴も数々あり、職歴20年を超える職人技の冴える作家さんです。
穏やかな暮らしに寄り添うデザインがとても共感できて、ふわ~と心地よい物語の広がる世界感、楽しく気持ちの華やぐ作品です。
紬地ですし、六通柄ですし、柄あわせを気にせずに、さくさく結んで頂けます。タレは無地でも柄でも、お好みでお仕立て頂けます。
(お値段はどうぞお気軽にお問合せ下さい)
コーディネートは「越後おぐに」の真綿紬です。この不思議な色合いは「松煙」という染料で染めています。松煙のもみ込み染めという、古くから伝わる伝統技法でもあり、こんな柔らかくて優しい色合いに染まるのです。タテ糸絹×ヨコ糸真綿、足さばきの良い紬織物です。
色合いのニュアンスもとても素敵なコーディネートになりました。
これからの季節を、ほっこりと楽しむお着物ライフ!におすすめです。
さてさて、お昼間はちょっと汗ばむくらい暖かい日でした。お着物をお召しになっていらして下さいましたお客様もあり、でもコートを羽織ると、ちょっと暑いぐらい💦
脱いだり着たりが忙しない季節ではありますが、油断は大敵!お日様が沈むと途端に肌寒くなりますから。お出かけに羽織ものは必需でございます。
どちら様も、体温調節、ご体調管理にお気をつけて、お健やかな秋をお過ごし下さいますように。
※追伸:今日いらして下さいましたお客様お二人方とも、それぞれに、「根津美術館の帰りです」とおっしゃっていました。どうやら素敵な屏風展が開催されているようです。気持ちの良い秋の日に、ぶらりと散策にお出かけなさいませんか?帰り道には、どうぞ足を休めにお立ち寄り下さいませ。
***
*営業時間*
午前11時~午後6時
時間外ご予約承ります
(定休日:日曜日・月曜日)
お問い合わせはこちら