2021年10月7日
今日は幾分涼しくて、ちょっとホッといたします。少しずつ秋が進んでいるようです。
本日は、染め上がったばかりの江戸小紋をコーディネートしてみました!
そして、このサイト内に「江戸小紋の文様」のページを開設いたしました⇒こちら⇒江戸小紋の文様 | 表参道 染一会 (someichie.com)
※まだまだ、ほんの少しの文様しかご紹介できておりませんが、これから少しずつ増やして充実させてまいりたいと思います。掲載している文様以外についてのお問合せも、どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。
本日のコーディネートは、
江戸小紋「極鮫」×袋帯「オリエント華紋」
江戸小紋は「極鮫文様」。お色はグレージュ系の優しいお色で和名でいうと「潤(うるみ)色」という感じでしょうか。地味さを感じるグレーではなく、かといってソワソワするような明るい色でもなく、上品でやわらかいお色です。
江戸小紋のお誂えでは、大変にご注文の多い「鮫文様」です。中でも「極」という微細な文様は、各種の式典にもお召し頂けることから、ご自分だけのとっておきのお色で「おあつらえ」をご注文頂くことが多い文様です。(ご参考:新ページ内、「極鮫」~江戸小紋の魅力)
紋を入れずにお召し頂く方が大半で、そうすると、染めの帯も織の帯も、お好きな帯をあわせて、食事会や観劇にお出かけ頂けます。もちろん、初釜や式典用にと紋をお入れになる方もあります。
本日は、こんなプチフォーマルな袋帯をコーディネートしました。紋なしで楽しめる、晴れの日コーデでございます。
明るすぎず暗すぎないグレー。ちょっぴり優しいやわらかさを感じるグレー。爽やかなヒワ色の帯が良く似合いました。せっかくなので、帯締めもヒワ色。
※袋帯はウェブショップでご案内中⇒西陣織袋帯「オリエント華文」
江戸小紋の素材は、トロミのある綸子などの生地ではなく、程よいハリのある浜ちりめんを用いております。そのため、シワになりにくく、お召しになりやすい素材感であります。なのに、極鮫を染めると、とろんとした風合いを感じさせてくれて、光を集めて放つ極上の美しさが魅力の一つでございます。
しかも帯袷次第で幅広いシーンに活躍する鮫小紋はワードロープにあると、とても心強いお着物です。
そろりそろりと、お誂えを始めませんか?店内には、豊富な色柄見本をご用意しております。
※お誂え期間:染めに1か月半、仕立てに1か月半、紋入れは3週間ほどかかります。来春の卒入学式にご予定の方は、そろそろどうぞご相談下さいませ。
ご自分のために誂える色と柄。お着物ならではの楽しみをご体感頂けましたら嬉しいです。
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*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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