秋の七草「桔梗」秋の七草「桔梗」

2021年9月8日

秋の七草「桔梗」

今月は『秋の京友禅展』を予定しております。本格的にお品物が揃うのは9/15(水)~25(土)ですが、先に到着しておりますお品から、ご紹介をはじめております。

※お問合せはいつでもお受けしております。どうぞお気軽にお申しつけ下さいませ。

 

本日は、こちらの帯。秋の七草「桔梗」です。

友禅染め帯「光琳芒に桔梗」×江戸小紋「氷割」

陶磁器のようなマットな質感、白ではなく、少し灰味のある白磁色です。真っ白ではないので、秋の装いにも静かにしっとり馴染みます。

桔梗のお花には、ところどころ刺繍が施されています。背景のススキ野原に、お花が浮き立つ、奥行きのある情景が美しく描かれた帯です。

帯地は塩瀬の素材です。この季節に、ふわっと結んで、風情たっぷりに着こなして頂きたい帯です。

桔梗の花って、ポッと開くイメージがありますね。凛としつつ可愛らしい、可憐なお花が秋を知らせてくれています。

(前帯です。上下半分が前帯になります)

コーディネートの江戸小紋は、オーダーにてお染めしている見本染めです。(反物ではありませんので、オーダーを頂いてお染めしています)

大小様々な幾何学模様が連なった文様で、一面に張った氷にひび割れが起きたように見えるので「氷割れ(ひわれ)」と呼ばれています。着物の地紋などにもありますが、江戸小紋では、微細な氷割れを一面に染めて楽しい洒落柄として親しまれています。

氷割れの文様は、ひび以外は白地となることから涼やかさを感じる文様です。見本染めでは裏を染めて、白い部分を落ち着かせた仕上がりでご案内しています。

裏には観世水の型染をして、裾が翻った時にもコントラストをお楽しみ頂ける、単衣の装いにもおすすめしています。

※おあつらえ江戸小紋専門サイトではこちらでご紹介してます⇒単衣のご提案(4)粋な氷割文様 江戸小紋 

古くから家紋にも使われる桔梗の花。花言葉は誠実とか、気品とか、清楚とか(*^^*) 秋の野で見かけると、いかにも愛らしい花の姿が、目にも、心にもとまります。秋風と仲良しの花、桔梗。秋一番に咲かせませんか?

秋の京友禅展

9/15(水)~25(土)

※対象商品は(帯のお仕立て無料サービス・お着物は10%OFFでお求め頂けます)

ご遠慮なく、お問合せお待ちしております。

***

*営業時間*

午前11時~午後6時

(定休日:日曜日・月曜日)

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