2021年6月24日
「夏~ひとえの友禅染め帯」6/26(土)まで
期間限定ご紹介❣
お値段その他、お問合せはどうぞご遠慮なく、お気軽にお願いします。
本日は、夏の風物詩「あさがお」の帯をコーディネートしてみます。
朝顔は夏になると竹垣などに巻き付いてグングン成長し、緑のカーテンを作ってくれたりする、馴染みぶかく、その名前を知らぬ人はいないほど。なんの説明もいらぬ、朝顔です(*^^)v
「朝顔に つるべとられて もらひ水」(千代女)
俳句では秋の季語ではありますが、それは旧暦のことで、やはり真夏の日差しの似合う花です。花言葉は「愛情」「絆」。。
黒地の絽塩瀬の素材です。軽めの生地感ですので、麻の着物や透ける夏のお着物、カジュアルシーンにもよく似合います。
(前帯です)
◆秦荘上布(手織りの近江ちぢみ)にコーディネートしてみました。
この秦荘上布は、近江の手織りちぢみ織物(麻)です。とにかく肌ざわりが抜群で、シュワシュワふわりとした触感が全身をやわらかく包んでくれます。何しろ麻なので、気持ち楽にお召し頂けます。朝顔の帯をあわせて、ほんわかと心安らぐ夏をお過ごし頂きたいです。
◆越後上布「十字絣」にコーディネートしてみました。
白のさえる、透け感とシャリ感の素敵な越後上布にあわせると、上品で美しいコーディネートが仕上がります。エアコンの効いた美術館や博物館、観劇にも、真夏ならではの涼感あふれる装いです。
古来より、向日葵よりも身近で、どことなく愛情深い花「朝顔」。
何か思ふ 何をか嘆く世の中は
ただ朝顔の 花の上の露
(古今和歌集/よみ人しらず)
昨夏に続き今年の夏も、世の中が晴れぬまま迎えることとなりそうではありますが、そんなこんなも、もしかすると、ただ儚い朝露のごとく・・・?なのかもしれません。元気を出して、心を解いて、どうか思い出に残る季節となりますように。
※6/29(土)までのご案内です。お問合せは、どうぞお気軽にお願いいたします!
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*営業時間*
午前11時~午後6時
(定休日:日曜日・月曜日)
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