2021年6月3日
今日は昨日よりも暑く感じます。少し気温が上がると、今年も夏がくるんだな、と実感します。皆さまのお住まいのところでは、いかがでしょうか。
ということで、本日は、シュワシュワ&サラリで気楽な小千谷ちぢみに、軽くてお手軽な本麻の八寸帯をコーディネートしてみました。
小千谷ちぢみは、「白の十字絣」と「墨色の十字絣」!真夏の白と黒は、どちらも捨てがたく、どちらも、透け感の涼やかさはもちろん、見る目もヒンヤリ冷やしてくれます。
小千谷ちぢみ(白)「十字絣」コーディネート
マンガン染めの小千谷ちぢみです。
絣を作って織り上げた模様ではなく、後染めの特殊な技術で染めています。このような細かい十字絣を絣を作って織ると、大変お値段が高くなります。しかし、特殊な後染技法で染めることで、まるで織り柄のような風合いを出しつつ、お値段を抑えることができるのです。ちょっと得した気分になれる小千谷ちぢみ、です。
コーディネートには、本麻羅織入りの八寸帯です。
この帯は、お手軽なのに情緒があって、濃紺・藍・グレー・ベージュと色の混じり具合も心地よい、とても重宝する帯です。
芯が入らずに、真夏のカジュアルシーンで大活躍しそうです。
真夏の白に、藍紺色のコーデ。爽やかさと清々しさに思わず振り返ってしまいそうな、清涼感と落ち着き感が素敵だなと思います。
小千谷ちぢみ(墨色)「十字絣」コーディネート
白の十字絣よりも、絣の配置が粗くて、夜空の星のようにも見えます。
真夏の墨色は、何しろ、透け感がとてもイイ感じなのです。透けているのが良く分かり、ドキドキするかもしれませんが、大丈夫。ちゃんと長襦袢または浴衣下着などをお召し頂ければ、全くご心配にはおよびません。真夏ですもの、透けてナンボ!?の心意気で、風を感じてお出かけ頂きたいです。
鼠色がかった草色の色合いが、心を和ませてくれます。真夏のどんなお着物にもあわせやすく、気軽さゆえの涼やかさ、を感じます。
墨色とのコーデをご案内しておりますが、ベージュやグレーにも良く似合う色彩です。
※商品ページでもご案内中です⇒小千谷ちぢみ「十字絣」 | 表参道 染一会 (someichie.com)
※小千谷ちぢみ:各税込み110,000円
※本麻羅入り八寸帯:各税込み66,000円
どうやら、明日は一日じゅう雨の予報です。「ところにより激しく降るおそれがある」のだそうです(-_-;)近年の梅雨は激しい雨が多くなりました。
どちら様も、どうかお気をつけてお過ごし下さいますように。
※麻の着物はお家洗いOK!なので、雨に濡れても大丈夫(*^^)v
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