2021年6月2日
紫陽花に雫あつめて朝日かな
(千代女)
毎日の通勤路には色んな紫陽花が盛りを迎え始めています。年々、花の種類が増えるようで、「紫陽花」と呼んでも、こんなにたくさんのバリエーションがあるのだと感心してしまいます。皆さまの身近な花はいかがでしょうか?
関東の梅雨入りは、まだのようですが、週末の雨が紫陽花たちに嬉しい便りをもたらしてくれるのかな、さてどうでしょう。
本日は6月中旬~9月中旬ごろの、真夏の装いをコーディネートしてみました。
近江上布「南天柄」×羅織り八寸帯
「近江上布」は、苧麻糸に型紙捺染で絣をつくり、職人さんが手織りした、伝統的工芸品です。苧麻(ちょま)糸は、麻の中でも、白くてハリがあり、細くて丈夫、しなやかに肌によりそう清涼感抜群の素材です。
難を転じる「南天」の柄を、爽やかなラベンダーカラーで描いた作品です。美しくて上品な佇まいは、蒸せるような暑さもサラリと癒してくれそうです。
「泰生織物」謹製の羅織りの帯。
見るからにスケスケで、編み目がはっきりとわかる、まさに真夏!の帯です。不思議なことですが、これほど織り目がはっきりわかるほど透けているのに、糸が浮き上がることも、飛び出ることも、決してありません。
八寸ですので、帯芯を入れないかがり仕立てです。この涼やかさのまま、お召し頂ける帯です。
シャリシャリの麻きもの、スケスケあみあみの帯!やさしいラベンダーカラーの清涼感!!まさに夏の装いです。
※帯の詳細は⇒「羅」八寸帯 | 表 参道 染一会 (someichie.com)
※近江上布のお値段はお気軽にお問合せ下さい
しっとりとした大人の女性に楽しんで頂きたい、爽やかで涼やかな装い。夏の楽しみが増えそうではないですか?
帯揚げをかえてみました。帯揚げの色だけで、こんなに雰囲気を変えることができるのも、楽しいです(*^^*)
6月は、『自然布の織物展』&『真夏の友禅展』を開催する予定です。
詳細は近々にご案内いたします。どうぞまた楽しみに覗いて下さいましたら嬉しいです。
雨が近づきつつあるようです。どちら様も、ご体調管理にお気をつけてお過ごし下さいますように❣
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