2021年5月14日
東京手描き友禅作家「田邊慶子」作品、3日目です(*^^*)
本日は、5月ごろ~10月初旬ごろまで活躍しそうな、夏ひとえの名古屋帯をご紹介いたします。
夏ひとえの帯「華紋重ね」
正倉院宝物の「華紋」を田邊先生流にアレンジした、可愛らしいお花で作ったような華紋です。奥行きと陰影を描いた華紋重ねのデザイン、朱色や赤の色合いが程よくて、とても良いお色加減だなと思います。
爽やかなアイスグリーン色がアクセント、可愛らしいお花が浮き立ち、心も踊ります。
ふわふわっとした可愛らしい生地、丸い水玉模様の地紋のある帯地です。その水玉の中には点々のドット、程よい透け感のある素材です。
何を合わせて良いか迷ってしまう単衣の季節にも、スケスケの帯地ではない、程よい爽やかさのある素材ですので、とても使いやすくて重宝いたします。
猛暑の盛夏を覗いた、夏やひとえの季節の小紋、透ける織の着物にもコーディネートしやすくて、さりげなくも印象に残る装いをお楽しみ頂けると思います。
※帯のお値段はお気軽にお問合せ下さい
本日のコーディネートには、先日染め上がったばかりの、夏ひとえ小紋「涼線」をあわせてみました。
こうしてあわせて見ると、帯の柄の分量、配置など、暑さを沈める効果があるのかな、と思うほど秀逸な作品だなと思います。
清涼感たっぷりのお色に、滑らかな曲線模様はまるで静かな浜辺の波打ち際みたいに、ヒンヤリ感と清々しさが魅力の小紋です。
※小紋詳細ページ⇒夏ひとえ小紋「涼線」 | 表参道 染一会 (someichie.com)
朱赤とブルーグレー、ほんのり紫味を帯びた涼やかさ満点の小紋にあわせると、暑さを癒し、元気をチャージできそうです。
美術館や観劇などのお出かけにも、絵になる装いが素敵だなと思います。
今日は随分と気温があがりました。これから梅雨入りまでは夏日が続くのかなぁと思いますが、真夏に比べるとまだまだ空気が爽やかなのが嬉しい季節。
またまた週末がやってまいります。当店の店内は片側一面が窓になっておりまして、現在は広々と解放して営業しております。初夏の香りを感じつつ、のんびりとお品をご覧頂けます。もちろん、混みあうことはございませんので、どうぞお近くにお越しの際はお気軽に遊びにお寄り下さいませ。
もちろん、お問合せなどもご遠慮なく、お待ちしております。
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