2021年2月26日
◆「琉球のやさしさあふれる染織物展」は、いよいよ2/27(土)までとなりました。土曜日までです。お問合せはどうぞお気軽にお待ちしております。
ということで、最後にもう一度、“愛と浪漫と情熱の織物「読谷山花織」”をご紹介しておきたいなと思います。本日は、宮城里子 作 琉球紅型の帯「マングローブ」をコーディネートしてみました。
読谷山花織
先日の記事でも詳しくご紹介いたしましたが、花織は沖縄の伝統的工芸品として、大陸からの技術の伝道により14-5世紀から盛んに織られるようになりました。その中でも「読谷山」の花織は、際立った繊細な美を放ち、夜空に浮かぶ星々を思わせる、ノスタルジックで心トキメク織物です。
読谷山花織には、伝統的な基本単位図が織り込まれているのが特徴です。
豊かさを願う「ジンバナ(銭花)」、末広がりで子孫繁栄の「オージバナ(扇花)」、長寿を祈る「カジマヤーバナ(風車花)」、愛しい人への大事な想いが叶いますように、古くから、人の手と心に宿る温もりを織り込んできた、沖縄を代表する織物です。
*カジュアルシーンのお着物として袷仕立てがおすすめです。
読谷山花織(紺×緑色×オレンジ系)
本当にお星さまが煌くように、繊細な愛らしさに引き込まれる、素晴らしい花織ですね。
お召しになると、ふわりと軽く、ほっこりとした真綿の風合いに、浮かび上がるような美しい星々、じんわりと気持ちが豊かに満たされていくのがわかります。
読谷山着尺(墨色×エンジ色系)
三つの基本単位図、わかりますか?三種類を組み合わせてできるデザインは無数にありますが、一反一反、織り手さんのセンスの賜物ですね。墨色に紅を混ぜた、モダンなほっこり感がたまりません。
何百年もの歴史を持つ伝統柄でありながら、都会の街並みにも溶け込む優しさに心惹かれます。
コーディネートした帯は
宮城里子 作 琉球紅型の帯「マングローブ」
(タレは無地・柄、お好みでお仕立てします)
染め帯の中でも、ひときわ個性のある染色芸術「琉球紅型」。鮮やかな色で彩られる大自然の恵み、心の眼で描かれる美しい世界が広がります。
紅型の技術を受け継ぐ職人として、沖縄の風物や自然を細やかにデザインする女流作家として、多くの着物ファンに愛される現代の紅型を代表する作り手さんの一人です。南国の森に住まうマングローブの木。どうやら、幸せが宿る木、でもありそうです(*^^*)
抽象的なデザイン画としても、素晴らしい作品だなと思います。
(※作品のお値段はご遠慮なくお気軽にお問合せ下さい)
毎日華やかに賑やかにご紹介してまいりました、沖縄の染め織物展は、いよいよ、2/27(土)までのご案内でございます。
このところ毎日,、遠く離れた南の島に想いを馳せて過ごしてまいりましたせいか、昨夜素晴らしい夢を見てしまいました(#^.^#)
夢の中での私は、小さな飛行機みたいなものに乗っていて、青く澄んだ空に浮かび広い海の上を飛んでいました。やがて窓から、エメラルドグリーンに輝く海に白い砂浜を配した小さな島が見えてくると、もうそれはそれは、見たこともないような絶景が広がり始めたのです。ゆっくりと上空を旋回しているわけですが、なぜか窓にガラスなどもなく、気持ちの良い風に吹かれて、あまりの感動に、「すごい、もうすごいよ~!ものすごくきれい」と、どうやらちゃっかり同乗していたらしき夫に向かって(^^; 叫びまくっている夢でした。
目が覚めてもその感動が心にしっかり残っていて、本当に、ドキドキするような素晴らしいプチ旅行でございました!
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