2021年1月22日
今月末1/30まで「江戸小紋展」!
お値段はお気軽にお問合せ下さい。
事前確認のお手元お届けも承ります。
一昨日よりご紹介を始めております「江戸小紋展」のお品たち。コーディネートもご一緒にお楽しみ頂けていますでしょうか?期間中ご紹介するお品は、こちらのブログで毎日せっせと掲載してまいります。お問合せなどはいつでもお気軽にどうぞお願いいたします。
本日は、よく見ると何とも可愛い「キツネに葡萄」の江戸小紋、見れば見るほど不思議な「立方体幾何文様」の江戸小紋に、「富士山に雲海」の友禅染め帯をあわせてみました。
江戸小紋「キツネにぶどう」(葡萄色)
こちらの作品は、石塚幸生先生のお弟子さん「石塚久美子」さんの作品です。次代を担う江戸小紋作家さんが手掛けた、可愛らしい江戸小紋に心躍らせてみませんか(*^^*)
「キツネとぶどう」というとイソップ寓話の「すっぱい葡萄」(手が届かないところに実った葡萄を見たキツネ、きっとすっぱいに違いないと諦めた)を思い出されるかもしれませんが
日本の童話「キツネとぶどう」(坪田譲治作)では・・・
お腹を空かせた子キツネのために村に降りて葡萄をもらった母キツネ、葡萄をくわえて帰るのですが、巣の近くで猟犬に遭遇してしまい、大声をあげて子キツネを山の奥へと逃がしました。けれどもその後、母キツネは帰ってきませんでした。その何年ものちに大きくなった子キツネが、昔住んでいた巣の近くに来てみると葡萄の木がありました。あの日の葡萄が土に還り、そして見事な葡萄の木となって多くの実をつけたのです。子キツネは美味しい美味しいと食べました。母の愛が大きな実りとなって子キツネに届いたのでございます🦊🍇
江戸小紋「立方体幾何文様」(黒色)
こちらは石塚幸生先生の作品です。キューブが積み重なった不思議な幾何文様。平面に染められているにも関わらず、凹凸を感じる文様です。モダンな印象と陰影の妙が面白いデザインです。細やかなラインが精密に、味わい深い間を持って染められています。スタイリッシュでモダンなコーディネートも良く似合いそうです。単衣仕立てでも清々しく感じますね。
本日も、期間中のみご紹介の友禅染め帯でコーディネートしてみたいと思います。(1/30までのご案内、お値段などお気軽にお問合せ下さい)
友禅染め帯「富士山に雲海」
雲海に浮かぶ富士。わたくし山登りが趣味なのですが、時々山の上から見る雲海はまさにこんな感じ。掌にすくいたくなるような雲の風合いが見事です。
めったに見ることのできない赤富士(紅富士)は絶大な開運力があると言われています。ウツウツとした日が続きますが、だからこその災い厄除け、開運招福!きっと願いが叶います。
そうそう、富士山の山頂にはキツネさんも生息していたりするそうです。富士山の麓は葡萄の産地。麓に駆け下りて、母キツネの残してくれたたわわな実をお腹いっぱい召し上がれ。
同じ帯でも、着物が違うとこんなに印象が異なります。赤紅富士が素敵なアクセントになって、何だか良いことありそうです。
店内では、たくさんの江戸小紋作品をご案内しております。こちらのブログでは、期間中に全てをご案内してまいりたいと思っております。気になるお品に出会ったら、どうぞお気楽にお問合せ下さいますように、お待ちしております。
私ごとですが、毎年お正月には富士山の見える山へと登山に行っておりましたが、今年は感染拡大の中でもあり自粛いたしました。そのため、山に行けないならばと馴れないランニングをやり過ぎて膝の靭帯を痛めてしまったのです。それでもこの緊急事態があける頃には、また山へ行きたいわけで、店内に飾ったこの富士山を励みにしております。
不思議なことにパワーチャージ!すごいです。なんだかスイスイ歩けるような気がしてきました(*^^)v
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