2021年1月12日
本日より、通常営業を開始いたしました。緊急事態宣言下に寒さも相まって厳しいスタートの年となりましたが、皆さまお元気でお過ごし頂けていますでしょうか?
丑年は、辛抱強くコツコツと耐えて励むことで、明るい芽吹きを迎えられる年!なのだそうです。
どうぞ今年ものんびりと、拙いブログにもお付き合いを下さいましたら嬉しいです。よろしくお願いいたします。
さて、とはいえ一年で最も寒い季節を迎えており、加えて今年は大雪に見舞われる地域も多くあり、皆さまのお住まいのところではいかがでしょうか?こんなに寒くて本当に今年も春は来るだろうか?なんて不安になってしまいますが、それでも、もう間もなくすると、早咲きの梅がポンと開く日も近い。
本日は、江戸小紋「梅文様」をご案内してみようと思います。
梅の花にほひのふかく見えつるは
春のとなりの近きなりけり
(三統元夏)
当店では、色×柄をご指定頂いてから反物をお染する「おあつらえ江戸小紋」をご案内しております。画像は全て色柄見本を撮影しております。見本キレはお顔映りを十分にお確かめ頂けるサイズです。外出が難しい場合は見本キレの「お試し染め」(一枚5,500円)を承ります(お色を変えて試し染めすることもできます)ので、どうぞご相談下さいませ。
梅鉢唐草
梅の花びらを〇であらわした梅鉢紋、錐彫りの唐草で埋め尽くした文様です。梅の花が浮かび上がるように見えて、繊細な力強い愛らしさを感じます。
重ね梅
五弁の花びらが重なりあって描かれた重ね梅文様です。ち密に円を描く花びらが反物を埋め尽くす美しさ。幾何学模様のようにも見えます。
梅
真ん中の花芯と花びら、それぞれ刃先の形の異なる道具を用いて彫り抜いて行きます。清々しく整列した梅の花に、潔い可愛らしさが香ります。
地落ち梅の花
花の周りを点々で埋め尽くして、花が浮かび上がるように見えるデザインを「地落ち」と呼びます。梅の花を散りばめた優しくてはんなりとした染め上がりは、お茶を親しまれる皆さまにも人気の文様です。
梅に丸紋唐草
こちらも「地落ち」文様です。梅や唐草の輪郭を残して周りを点々で埋め尽くし、線描きの梅のように浮き上がります。江戸小紋らしい美しさの映える文様です。
地落ち梅
こちらも「地落ち」。繊細な地落ち文様です。近寄って初めて柄の見える贅沢な美しさは、お茶席にも、各種のフォーマルな場面でも好まれます。
梅と源氏香
いつか誂えたいなと思っている個人的にも好きな文様です。梅の花と源氏香の模様が詰め込まれ、匂い立つような優美な香りがしてきます。身にまとうときっと笑みのこぼれる江戸小紋。
※梅だからといって、季節限定ということはありません。微細な柄の江戸小紋は、季節を気にすることなく、お好みの文様を選んで楽しんで頂けるお着物です。
たとえば、寒さに耐えて花開く梅のように、芯の強い健気で美しい人でありますように❣の想いを込めて。。。(*^^)v
今日は都心でも雨交じりの初雪が降ったようです。寒い寒い一日となりました。
実は私ごとですが・・・どこにも行けずに体がなまってはいけないと、年始に始めたジョギングで、膝を痛めてしまいました(´;ω;`) 寒さでカチコチの中、準備もせずにいきなり走ってはいけません!と、昨日に休日診療してくれた整形外科で諭されてしまいました💦 がそく炎とかいうそうです。。そういえば、そもそも膝の半月板を手術していた身の上なのでした。なんてことでしょう~!ということで、ジョギングどころか、店内の階段にも悪戦苦闘しております。なんてこった(>_<)💧
それでも、、あんなこんな痛みも苦しみも、きっと春が来ればやわらいでいってくれるハズですね!
どうぞ皆さま、この世の春を迎えるために、まずはそろりとゆっくりと、お付き合い下さいますように。
今年も変わらず、ご相談やご質問など何なりと、お電話、メール、SNSメッセージ、お待ちしております。
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